先週末、娘と買い物へ行った近所のスーパーで発見。
こんなのが売場に置かれてました。
規模でいうと3本の指に入る、全国展開のスーパーです。
今までは手書きポップとは無縁の売場だったと思う。
だけど、ついにですよね。
「…あぁ、大手まで、、ここまでやり出したんだ」
と思ったのと同時に、
「やっぱり目を留めてしまうよね」
って売場を見ながら思ってしまいました。
なぜか手書きだと目が留まる法則
あなたも聞かれたことがあるんじゃないかな?と思うんですけど。
僕たちの脳って、不要な情報には反応しない。
自分にとって興味のある情報は、放っておいても見つけてくれる。
そんな働きがあるそうです。
例えば、雑誌を読んでいると、レクサスの車が気に入った。
欲しいと心から思った。
すると途端に、町で走っているレクサスを発見するようになる。
運転していても、すれ違いざま、
「あっ、またレクサスだ!」
って、どんどん気づくようになる。
これが先程の脳の働きですよね。
(まさに、僕が今この状態です(笑)レクサスセンサーが発動しています)
実は同じことが、手書きポップ(販促物)でもいえるんです。
「パソコン字」と「手書き」、どうしてこうも目の留まり方に違いが出るのか?
たとえ同じことが書かれていても、手書きは目が留まるのか?
僕のレクサスと同じ話です。
不要な情報には反応しないから
ここからは僕の推測だけど、、、
たぶん、僕たちの脳はパソコン字で書かれたポップ。
販促物は、不要な情報として脳が判断しているんだと思う。
脳にとっては反応しなくてイイ情報としてね。
というのも、今まで散々、パソコン字の広告物をみてきた。
広告物は、商品を売り込まれるモノ。
こんな認識が脳にインプットされている。
だから、パソコン字で書かれたポップや販促物を見たときに、脳が反応しにくい。
本能的には、「パソコン字」=「マイナス情報」という状態になっている。
一方、手書きに対しては、パソコン字のような先入情報はない。
むしろ、手紙などを受け取る経験から、「手書き」に対しては「プラス情報」の認識がなされている。
だから、自然と目に付く。
目が留まる。
読もうとする。
こんな心理状態になってくる。
今回のスーパーの売場で手書きポップを発見したときに、あらためて思いました。
「…どうして手書きの販促物には目が留まりやすいんだろう」
以前からずっと考えてました。
その答えを理論的に知れば、セミナーや講演での伝えかたや説得力も変わってくるのに、、、
って。
今回のが答えの1つかな、って感じています。
パソコン字は、「不快(マイナス)情報」
手書きは、「快(プラス)情報」
脳は、こんな認識を販促物では行っているんですね。