セミナーや販促サポートの現場で、
「お客さんと同じ視点に立って、販促物をつくることが大事」
という話をよくします。
実は、ここを意識すると、
・お客さんの買上点数
・リピート率
この数値がともに、グッと増えてきます。
事例を出して、お伝えしていきますね。
お客さまにどんな風に声をかけますか?
例えば、あなたがお店で1番オススメする商品やサービスがありますよね。
「これを食べてもらえれば、納得してもらえるはず!」
「これ受けてもらえれば、その悩み解消されるから!」
という自慢の逸品です。
ただ、そのあなたのオススメ商品、
価格が高い、、、
普通に考えたら、そんなにしょっちゅう買えない価格、、、だったとします。
仮にそんな時、あなたがセールスマン(店員さん)だったとしたら。
お客さまにどんな接客トークをして売ろうと思われますか?
もしくは販促物をつくるとき、どんなメッセージを書かれますか?
先程みたいに、
「自信持って、この商品イイって勧めるから試してみてください!」
価格は無視して、強力PUSHされますか?
…本来、お客さまというのは、
【お店】=【売り込んでくる存在】
そう思っている方が多いです。
とりあえず、何でもかんでも売り込んでくる。
だから、用心しとかなきゃ、、、。
そんな風に構えているお客さまって、結構多いです。
(産直店の現場で痛いほど実感しました)
なので、そんな時にガンガン商品をお勧めしても、
「あぁ、また来た~。
聞こえない、見てない振りしておこう」
無視される。
購入につながらない。
そんなオチになってしまいやすいです。
そこで、冒頭の今日のテーマを思い出していただきたいのです。
「お客さんの視点に立って販促物をつくる」です。
このお店は大丈夫という信頼感
オススメ商品があったら、その商品をガンガン真正面から勧めるだけじゃなく、お客さんの気持ちを汲み取ってあげる。
…セミナーやDVD教材でもお伝えしているので、詳しくはお伝えできないのですが、
お客さまが考えられていることを、セールストークや販促物のメッセージに反映させる。
この視点が欠かせません。
もしも、お客さまが商品を高いと思っているのなら、そこを理解していると伝えて、
「あぁ、この人って、私たちと同じ感覚の人なんだ」
そう思ってもらう。
ココが、ものすごく肝になってきます。
「あなたの気持ち、しっかり理解してますよ」
そうお客さまに思ってもらえれば、購入していただける確率は増しますし、
仮に、そのオススメ商品が売れなかったとしても、また他の商品を買ってくれる。
もっと言えば、次回また再来店してくれるお客さまはグッと増えますします。
そこには、
「このお店は大丈夫」
そんな信頼が芽生えているからなんですね。