昨日、地元の高知県産業振興センターで行っていた手書きPOPの講習会。
途中、その参加者のお一人からこんなコトバをいただいたんですね。
「そこ、すごく響きます!分かりやすいです!」
って。
今回、その参加者の方にハマったポイント。
・・・というのは、実は、他の方からも同じように、
「目からウロコでした!」って、言われること多いんです。
では、どんな部分に、参加者の方がハマられたのか?というと、、、
昨日で、3回目になったんだけど、地元高知で行った手書きPOPの講習会。
1時間半というチョット短めで、実践で使える手書きPOPを身に付けていただいてるんですね。
昨日も手書きPOPのポイントについて、いろいろお伝えしました。
・・・っで、途中で、参加者の方のお一人の方が冒頭のコメントを言われたんです。
「そこ、すごく響きます!分かりやすいです!」ってね。
いったい何が、その参加者の方にとって響いたのか?
それは、
「他店でも使えるメッセージになっているとすれば、
それはイコール、響きにくいPOPですよ」
っていう、僕が講習会の中でお伝えしたコトバだったんですね。
このブログやメルマガなどでも、僕、よくお伝えしていますよね。
響く販促物かどうか?を一発で見極める方法がありますよ。
それは、書かれているメッセージが他店で使えるモノになっていないかどうか?
ここをチェックしてみるとイイですよ、という話。
例えば、POPに書かれたメッセージの「商品名」や「店名」、「価格」などを替えてみて、、、
そのメッセージが他店でも使えるモノになっていたら、
それは、なかなかお客さんに響きにくいかもしれないです。
だって、他所でも使えるメッセージということは、ありふれたモノという事も言えるわけでしょう。
自分のお店らしく独自化されていない。
ということは、きっとそれは、お客さんがPOPを読んでもオモシロいとあまり思わない。
そういう確率が高い、っていうことです。
他店では使えないメッセージにする
ココが響く販促物にするために、最も大事なことの1つ。
・・・じゃあ、他店で使えないメッセージは、どうやったら書けるのか?
っていう話になりますよね。
どうしたらイイのか?
実は、ココ!
ここで多くのお店や会社が過ちを犯してしまうことが多いんです。
というのもですね、他所で使えないメッセージにするために、フォーカスする部分を間違うのです。
他店で使えないモノにするために、
「インパクトのある言葉って、なんだろう、、、?」
「どんなコトバが目に留まりやすいんだろう、、、?」
っていう部分に意識をグッと向けてしまう。
「・・・どんなキャッチコピーにしたらイイんだろう、、、?」とかね。
もちろん、そういった(目を引く言葉やキャッチコピー)部分も重要ですよ。
お客さんの目を留めるっていう意味でいえば。
だけどね、そこに意識が向き過ぎるあまり、なんだかチグハグになってしまっている。
そんなコトって、多いんです。
言葉尻に気を使いすぎるあまり、妙に胡散くさい販促物になっていたり。
かえって、どこにでもあるような言葉がけになっている。
・・・もっといえば、キャッチコピーを意識し過ぎるあまり、前へ進めなくなってしまっている。
思いつかないからPOPが書けない、、、みたいなね。
これって、どうなんでしょうね。
他店では使えない、
独自性のあるメッセージにするために、、、
僕がオススメしているのは、「人」にフォーカスすることです。
あなたが、販促物を書く商品。
その商品のまわりの人にフォーカスするんです。
例えば、
「その商品の作り手さんは、どんな人なのか?」
「・・・仕入れ先の営業マンは、どんな方?」
「その商品について、お店のスタッフがどんなことを話しているか?」
「・・・お客さんの反応は?」
こんな風にして、商品のまわりの人に意識を向けるんです。
っで、販促物のメッセージをつくる。
意識を向けるのは、商品そのものじゃないんです。
その周りの「人」。
「人」に意識を向けることで、他店ではつかえないメッセージになっていくんです。
・・・商品の価値を伝える、っていうことももちろん大事ですよ。
だけどね、今、市場で売られている商品って、基本いいモノばかりでしょう。
品質的には、優れているモノが多い。
だから、その品質とかこだわりだけの情報で飛び抜けるのって、しんどいんです。
品質だけで、お客さんの情報アンテナには引っ掛かりにくい。
一方、売り手である”あなた”は、1人しかいないですからね。
他所のお店には、”あなた”はいないでしょう。
その”あなた”が思った、感じたことっていうのは、ユニーク、
他にはないんです。
他のお店の方が感じることと、違うはずなんです。
だから、他店では使えない、独自性のあるメッセージになっていく。
響きやすいし、共感しやすいし、親しみやすい情報になっていくのです。
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