以前、手書きPOPのセミナーを開催したときのこと。
受講者さん11名の少人数のセミナーでした。
その中のお一人が終了後、
ある興味深い話をして下さったんです。
他の受講者さんと挨拶をしていると
こちらへ近寄ってこられて、
今日はありがとうございました。
POPを書くのがこんなに楽しい事だと
初めて知りました。前の職場で働いていた時に
POPのセミナーを受けたことがあるんです。ただその時、凄く難しくって
『私には無理』となって
POPを全然書けなかったんです、でも今日ので…
このブログを読んで下さっている
あなたには、
ぜひ意識して欲しい事があります。
手書きPOPに必要なのは
テクニックばかりではありません。
そこが先行してしまうと
おかしな事になってしまいます。
「言葉選びがどうの… 」
とかとも少し違います。
『自分の意見をどれだけ勇気を持って
伝えられるか?』
『自分をどれだけ出せるか?』
ここに近いです。
POPはともすれば、
テクニックや経験値で思いがちだが、
改めてマインドの大切さを実感しました
これは先日東京のセミナーで
受講者さんから頂いたご感想の一部です。
まさに、その通りだと思います。
「POPを使って商品を売る」
というのは、
自分の意見や思っている事を伝えて
そこに共感してくれる人に手を挙げてもらう。
その結果、商品が売れていくというイメージです。
ある意味、POPというのは、
ご自身の意見をお客さまへ伝える
手紙のようなものと言えます。
「私にはスキルやテクニックがない…」
とお感じになっている方は多いですが
そんなに気にしなくて大丈夫です。
自分の意見を伝えるのにテクニックがどうの…
とか言うのもと変じゃないですか?
例えば、小学校の先生がお子さんに、
「感想文を書くときには
●●という言葉を使った方が良いですよ。
その方が読む人に感動を与えられます」
とか教えていたら、
ちょっと嫌じゃないですか?
まず成果を掴んでヤル気になって欲しいので
時には、テクニックもお伝えします。
でも、そこは脇の部分だと思っています。
テクニックありきだと、いつかバレます。
「あっ、なんか無理矢理
商品を買わせようとしてる」
お客さまもその辺り敏感です、
気がつきます。
こんな精神論みたいな話をすると
嫌がる方も多いのですが、
このブログを読んで下さっている
あなたには解って頂きたいな、
そう思って書かせてもらいました。
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