もしも、あなたが販促物をつくるときに。
POPにしても、チラシにしても、ブラックボードにしても、
書く内容が思い浮かばなくて、苦労をしているのなら、、、
もしかすると、今日これからお話しする内容がネックなのかもしれません。
逆にいえば、ここを解消することで、書く内容に悩まず。
スラスラとメッセージが思いつくかもしれません。
「心」と「視覚」で訴えかける
手書きPOPに限らずなんですが、商品を売るためのプロモーションには、2つの部分に分かれます。
- 伝える
- 魅せる
この2つです。
例えば、POPを喩えにしてみます。
「伝える」というのは、お客さまの心を動かす部分です。
- 商品の価値
- こだわりポイント
- その商品の背景(物語)
- つくっている人
- お客さまにどう、役立つのか?…etc
といった情報を、お客さまの心に訴えかける。
要は、お客さまの心を動かし、購入に導くことが狙いです。
一方、「魅せる」というのは、見映え的な部分。
POPでいえば、
- 色合い
- レイアウト
- 台紙のつかい方
- サイズ
- 文字の書き方…etc
といった視覚的に訴えかける部分です。
目的としては、お客さまの目を留める。
足を留める。こういった事が挙げられます。
要は、前者(伝える)では、お客さまの「感情」に訴えかける。
後者(魅せる)では、「視覚」。
「心」と「目」に訴えかける。
そして、望む結果をつかむ。
商品やサービスを売るというゴールへ向かうのです。
両者ともに、成果を上げる(商品を売る)を上で、必要不可欠な要素です。
…一緒に考えていないか?
もしも、あなたが販促物をつくるときに。
POPにしても、チラシにしても、ブラックボードにしても、
書く内容が思い浮かばなくて、苦労をしているのなら、、、
もしかすると、それは、ここがネックになっているのかもしれません。
先ほど話した、「伝える」と「魅せる」。
ここを一緒に考えようとしている。
同時に、この両方を達成しようとしている。
そんなメッセージを考えようとしている可能性があります。
「伝える」「魅せる」、ここを一緒に考えるのって、かなり難しいです。
- 商品の価値を伝える
- 格好良く魅せる
ここは、別個に考えた方がやりやすいです。
特に慣れるまでは、そう。
一度に両方を叶えるメッセージを書こうとすると、ペンががすすみません。
フリーズしてしまう可能性、大です(笑)
まず、「伝える」部分を考える。
下書きでいいので書き出してみる。
…その後さらに、その内容を見映え良くしたいと思ったら、
どうしたら良いか?
「魅せ方」を考えてみるのです。
二兎追うものは一兎も得ず
お客さまの「心」に訴えかける部分。
「視覚」に訴えかける部分。
慣れるまでは、別々に考えてみる。
作業が一気に捗るかもしれませんよ。