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発信する情報は特別じゃなくても大丈夫!【手書きPOPの書き方】

 

「うちは、特にかわったコトしていないから、、、」

「かわったモノ売っていないから。

 だから、何を伝えればいいのか分らないんです、、、」

これって情報発信における、よくある悩みだと思うんです。

 

例えば、電器店。

「うちのお店では、こんなテレビ扱っているんです」

と伝えてみても、そのテレビは他の電器店でも売られてる。

おまけに大型店に行けば、そっちの方が価格は安い。

 

・・・結果、

「どんな情報を発信したらイイのか分らない。

 いったい何をお客さんに伝えたら、、、?

 商品のことを伝えても、他のお店で買われるだろうし。」

悩んでしまいます。

 

スーパーとかでもそうだと思うんです。

自分のお店で取り扱っているモノは、ナショナルブランドのモノ。

どこのスーパーへ行っても売っているモノが中心。

「お客さんに何を伝えたら、、、?」

となってしまう。

「手書きPOPに何を書いたらイイのか分からない、、、」 

今の時代、扱う商品やサービスで他店と差をつける、っていうのは、すごくしんどいと思うんです。

自店だけ特別な商品やサービスを扱っている。

そういう情報を発信して、お客さんに魅力を感じてもらう。

そういうことがデキたらいいんだけど、これはなかなか難しい。

 

あと、価格もそう。

価格で他店と差をつけられたら良いけれど、中々できない話。

 

・・・商品力や価格でお客さんに訴求できない。

だとしたら、いったい何を伝えたら?

どんなことを発信したらいいのだろうか?

 

・・・それはやっぱり、「人」の部分だと思うんです。

やっぱり、「人」を伝えることだと思うんです。

 

だって、「人」って、商品やサービスと違って、人それぞれ異なっているから。

電器屋さんの田中武さんは、お一人しかいないし。

パン屋さんをしている吉田麗子さんも、他にはいない。

唯一の存在だと思うんです。

 

20130701

知り合いの生産者さんからいただいた野菜セット

 

商品やサービスと違って、あなたの存在は唯一 

商品やサービスだと、他店で類似品が売られている。

だから発信する情報を特別なモノしなきゃ、っていう考えに自然となる。

お客さんの目に留まるように情報を特別なモノにしなきゃ、って考える。

そして、それが発信することのプレッシャーとなってしまう。

・・・っで、発信できない。

そんな循環って、あると思うんです。

 

だけど、人の情報は独自性をつくりやすい。

僕はそう思うんですね。

というのもね、さっきもお伝えしたように、人って存在しているだけで他の人と違うでしょう?

伝える情報に、小細工する必要なんて何にもない。

その「人」のコトを伝えていれば、その情報は他のお店では発信できない情報になっている。

自店独自の情報になっているから。

 

「・・・他所と違うっていところを見せなきゃ」

って思うから、どうしてもしんどくなると思うんです。

 

ありのままを伝えることができたら、情報発信もすごく楽になるはずです。

他店のことを気にすることなく、そのまま伝えれる。

きっと楽だと思います。

そして、その情報(人に関する)は、お客さんにもウケやすいはずだから。

 

「何を伝えればいいのか分らない」

そう思ったら、迷わず人の情報を伝えてみてはいかがでしょう。

商品やサービスに、人の情報を絡めてみる。

僕はそんなことを生産者さんから学ばせていただきました。

トマト、ニンジン、キャベツ、生姜・・・。

「つくられるお野菜」は同じような括りになってしまうけれど、「つくられる人」は皆さん違いますからね。

 

 

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名・売場30坪の産直店で年商1.3億円を達成し、全国の自治体から視察も殺到。 現場から学んだのは「現場が主体的に取り組むことで、チームの雰囲気も業績も劇的に変わる」ということでした。 現在は、直売所・道の駅や小売店舗の現場に入り込み、販促や人材育成をサポート。 「小さな成功体験がチャレンジしたくなる文化をつくる」を信条に、累計200社以上で実践支援を実施。 上場企業でのセミナー受講者は延べ3,000名超え。飾らないフランクなコミュニケーションが現場に浸透すると定評があります。 プロフィール詳細を見る →