小さなお店において、スタッフの力。
ここって、見過ごせない部分ですよね。
スタッフが、
- 率先的に仕事をしてくれるのか?
- 指示をしないと動いてくれないのか?
生産効率もずいぶん変わってきますよね。
ある意味、お店の「力」の源ともいえるのでは。
そして、そのエネルギーが、
- 「1」になるのか?
- 「50」になるのか?
では、あなたへの負担も大きく違ってきます。
今日は、小規模店でスタッフに率先的に働いてもらうには?
そのためには、どんな事を意識すればいいのか?
僕自身の経験をシェアいたします。
正社員2名、売場面積30坪の小さな産直店
ここでもよくお話ししていますが、僕は大阪の産直店で働いていました。
今から10年以上前のことです。
そのお店は、いわゆる小さなお店。小規模店でした。
正社員は、僕ともう1人の女性の2名。
売場の大きさは、約30坪。
コンビニくらいの広さのお店でした。
スタッフの数でいうと、、
平日のシフトで、平均3~4名くらい(正社員2人も含め)。
土日で、6人くらいだったでしょうか。
午前と午後でもその数は違ってました。
午前の方かスタッフの数は多かったです。
というのも、午前は荷物の搬入がある。
- 野菜や果物といった商品が届く
- 受け取る
- パッキング(加工)
- 売場へ品出し
といった作業が午前に集中。
10時の開店には、商品をなるべく多く売場に並べたい。
なので、自然とスタッフも午前を厚めにシフトを組んでいました。
気の利くスタッフさんとは?
平日で3~4名。
そのうちレジ係に一人。
そうなってくると、動ける人数は限られてくるわけですよ。
僕ともう1人で、商品の加工(野菜のカット~袋詰めなど)から品出しまで済まさなきゃイケない。
ある意味、午前中はみんな殺気立ってるわけです(笑)
そんな時に、気の利くパートさんがいてくれると、ほんと助かってました。
…ここで云う気の利くっていうのは、
- こっちから指示をしなくても、みずから動いてくれる
- こっちの指示に対して、期待以上のことをしてくれる
ということです。
例えば、
「袋詰めしたナスを売場にならべてください」
こんなお願いをパートさんにしたとしますよね。
パートさんは、
- ナスの入った段ボールを持って売場へ行く
- ナスの売場で新しい商品を陳列する
- 並べ終えたら、バックヤードに帰ってくる
これが、まぁ一連の流れです。
じゃあ、ちなみにその時、気の利くパートさんだとどんな事をしてくれるのか?
- 以前から並んでいるナスの品質をチェック
- 傷んだナスを見つける
- ただ商品を並べるだけじゃなく、ディスプレイもこちらの期待以上
- 帰り際に、他の売場を見て品薄になっている野菜をチェックしてくれる
ざっと、今思いつくのは、こんな感じでしょうか。
要は、ナスを売場へ並べる。
この作業だけで終わらないんですよね。
こちらの期待を上回るプラスアルファの仕事もして来てくれるんです。
ある意味、ここが、
- 率先的に仕事をしてくれるのか?
- 指示をしないと動いてくれないのか?
の違い。そして、それがお店にとって、
- 「1」の力になるのか?
- 「50」の力になるのか?
の差でもありました。
ヒントは、「得意なこと」
じゃあ、小規模店にとって絶対に欠かせない。
頼りにしていきたい。
そんなスタッフをお店の力になってもらうには、どうすればいいのか?
僕が産直店でやっていたことは何か?
いよいよ本題。
…と思ったのですが、気がつくと前置きの話にけっこうなスペースを割いてますね。
ここまでに時間を費やし過ぎました(笑)
というわけで、今日の話はここで終わりです。
続きはまた明日にします。。
小規模店にとって、一緒に働いてくれるスタッフさんは欠かせない。
お店の力になる。
じゃあ、そのスタッフさんに力を思う存分発揮してもらうには?
臼井は、どんなところに気をつけていたのか?
明日、つづきを話します。
1つだけ前ふりをすると、そのヒントは、「得意なこと」です。
では、また明日お会いしましょう。