「読み終えた後、その方にどんな気持ちになってもらいたいか?」
を先に決め、そして書く。
これは、ある作家の方が言われた言葉です。
書く前に先に決めてしまうのです。
これを読んだ人に、どんな風に感じてもらいたいか?を。
そしてこれは、そっくりそのまま販促物にも当てはまります。
行き詰ってしまった。。
先日、あるクリーニング店さんの販促サポートをしていたときのこと。
この夏、折込みチラシをされるということで内容を考えていました。
紙面をコーナーに分ける。
それぞれにどんなことを書くか?
一緒に思案していたんですね。
っで、あるタイミングで行き詰ったんです。
前に進めなくなった。
紙面のなかのあるコーナーのところで、書く内容が煮詰ってしまったのです。
クリーニング店の店主さんの口が開かなくなってしまいました。
「うーん、煮詰っちゃったな」
と、僕も少し困りながら、、店主さんにこんな質問をさせてもらいました。
「●●さん(店主さんの名前)はこのチラシを通じて、読んだ方に、どんな風に感じてもらいたいですか?お店やご自身について、どんな印象を持ってもらいたいですか?」
意外な突破口に
販促物をつくるときに大切な1つの視点
それは、、、、
その販促物をつかうことで、
- 何を伝えたいか?
- 受け取り手に、何を感じてもらいたいか?
を考え、意識することです。
その販促物、たとえば先ほどのクリーニング店さんの例でいえば、チラシですよね。
そのチラシを折り込む。
そして、見込み客のかたが読む。
その方々に、
- お店
- 自分
について、どんな風に感じてもらいたいか?
どんな印象を持ってもらいたいか?
を意識してもらいました。
特にこのクリーニング店さんの場合、チラシ紙面の「あいさつ」のコーナーで煮詰っていました。
何を書けばいいんだろう、、?て。
なので、そのあいさつの部分では、読み手の人に何を感じてもらいたいの?
ということを考えてもらいました。
ちなみに、店主さんがそこで伝えたかったことは、「誠実さ」と「親しみやすさ」でした。
じゃあ、
- その「誠実さ」を伝えるには、どんなことを書けばいいんでしょう?
- どんなことを書けば、誠実さが伝わりやすそうですか?
という風に考えてみました。
すると、意外なほどスムーズに前へ進みました。
「こんなことを書けば、誠実さを感じてもらえるんじゃないですか?」
というアイデアがたくさん生まれました。
(同様に、親しみやすさについても)
何を書けばいいのか??になった時は、
前と後ろを逆に考えてみるのです。
そのメッセージを通じて、
- 読者(お客さま)に何を感じてもらいたいのか?
- どんな印象を持ってもらいたいのか?
を意識してみる。
そして、そのイメージを持ってもらうためには、どんなメッセージを書けばよいのか?
という順序で考えてみると、意外な突破口になったりします。
僕は、サポートの現場でよくつかっています。
「読み終えた後、その方にどんな気持ちになってもらいたいか?」
を先に決め、そして書く。
まさに、販促物にピッタリの言葉です。
あなたのチラシ、ニュースレター、ブログ、そして手書きPOP。
それを読んでくれる方に、どんな印象を持ってもらいたいのか?
1つのポイントです。
■追伸:
僕は、このブログを読んでくださる方に、どんな気持ちになってもらいたいのだろう?
…あれ?ちゃんと意識して書けてない気が、、、(苦笑)