【無料テキスト】社員2名で年商1億3千万円の秘密>>

ヒント:【前と後ろを逆にする】

 

cave-828604_640

 

「読み終えた後、その方にどんな気持ちになってもらいたいか?」

を先に決め、そして書く。

 

これは、ある作家の方が言われた言葉です。

 

書く前に先に決めてしまうのです。

これを読んだ人に、どんな風に感じてもらいたいか?を。

 

そしてこれは、そっくりそのまま販促物にも当てはまります。

行き詰ってしまった。。

先日、あるクリーニング店さんの販促サポートをしていたときのこと。

この夏、折込みチラシをされるということで内容を考えていました。

 

紙面をコーナーに分ける。

それぞれにどんなことを書くか?

一緒に思案していたんですね。

 

っで、あるタイミングで行き詰ったんです。

前に進めなくなった。

紙面のなかのあるコーナーのところで、書く内容が煮詰ってしまったのです。

クリーニング店の店主さんの口が開かなくなってしまいました。

 

「うーん、煮詰っちゃったな」

と、僕も少し困りながら、、店主さんにこんな質問をさせてもらいました。

 

「●●さん(店主さんの名前)はこのチラシを通じて、読んだ方に、どんな風に感じてもらいたいですか?お店やご自身について、どんな印象を持ってもらいたいですか?」

意外な突破口に

販促物をつくるときに大切な1つの視点

それは、、、、

その販促物をつかうことで、

  • 何を伝えたいか?
  • 受け取り手に、何を感じてもらいたいか?

を考え、意識することです。

 

その販促物、たとえば先ほどのクリーニング店さんの例でいえば、チラシですよね。

そのチラシを折り込む。

そして、見込み客のかたが読む。

その方々に、

  • お店
  • 自分

について、どんな風に感じてもらいたいか?

どんな印象を持ってもらいたいか?

を意識してもらいました。

 

特にこのクリーニング店さんの場合、チラシ紙面の「あいさつ」のコーナーで煮詰っていました。

何を書けばいいんだろう、、?て。

なので、そのあいさつの部分では、読み手の人に何を感じてもらいたいの?

ということを考えてもらいました。

 

ちなみに、店主さんがそこで伝えたかったことは、「誠実さ」と「親しみやすさ」でした。

じゃあ、

  • その「誠実さ」を伝えるには、どんなことを書けばいいんでしょう?
  • どんなことを書けば、誠実さが伝わりやすそうですか?

という風に考えてみました。

すると、意外なほどスムーズに前へ進みました。

「こんなことを書けば、誠実さを感じてもらえるんじゃないですか?」

というアイデアがたくさん生まれました。

(同様に、親しみやすさについても)

何を書けばいいのか??になった時は、

前と後ろを逆に考えてみるのです。

そのメッセージを通じて、

  • 読者(お客さま)に何を感じてもらいたいのか?
  • どんな印象を持ってもらいたいのか?

を意識してみる。

そして、そのイメージを持ってもらうためには、どんなメッセージを書けばよいのか?

という順序で考えてみると、意外な突破口になったりします。

僕は、サポートの現場でよくつかっています。

 

 

「読み終えた後、その方にどんな気持ちになってもらいたいか?」

を先に決め、そして書く。

まさに、販促物にピッタリの言葉です。

 

あなたのチラシ、ニュースレター、ブログ、そして手書きPOP。

それを読んでくれる方に、どんな印象を持ってもらいたいのか?

1つのポイントです。

 

■追伸:

僕は、このブログを読んでくださる方に、どんな気持ちになってもらいたいのだろう?

 

…あれ?ちゃんと意識して書けてない気が、、、(苦笑)

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。