「目を引くPOPの書き方が分からない、、、」
よくご相談を受ける内容の1つです。
昨日もお二人の方から同じご相談をいただきました。
…お客さまの目を留めたい。
たしかにその気持ちはすごく分かるんだけど。
その前に、1つ意識しておきたいことがあるのです。
それは、「目を引く手書きPOP」と「売上につながる手書きPOP」は別ということです。
ここを混同していると、せっかく手書きPOPを書いたのに成果につながらない。
そんな状態を招いてしまいます。
ちょっと手書きPOPの事例をご紹介しながら、説明していきますね。
どちらの手書きPOPが目を引くか?
例えば、こちらの2枚の手書きPOPをご覧いただけますか。
以前にもご紹介したことのあるPOPです。
青果卸売市場の関係者を対象に、高知県で手書きPOPセミナーを開催したときに書いていただいたものなんです。
卸問屋の奥さまが書かれた手書きPOPです。
つづいて、こちら。
この2枚の手書きPOPを見たときに、どちらがあなたの目を引きますか?
…おそらくなんだけど、前者(イラスト付き)の手書きPOPを選ばれた方、
多いんじゃないでしょうか?
(あなたもそうかな?)
実はこちらの2枚の手書きPOP。
同じ方(セミナー参加者さん)が書かれています。
前者がセミナーをうけてすぐ。後者がセミナーの終盤に書かれたモノです。
っで、少し説明をすると。
前者のPOPはイラストもあって、「カブ」って大きく書かれていて目を留めやすい。
そんな感じしますよね。
一方、後者の手書きPOPはというと、、、
- イラストはない
- 字も多い
- 書かれている文章も長い
「これでは、お客さまの目を引くどころか読んでくれないよな」
そんな風に思われたのではないでしょうか。
「目を引く手書きPOP」と「成果を上げるPOP」は種類が違う
こんなこと言うと、
「臼井なに言ってんだ!?」
と思われるかもしれないんだけど、大切なことなのでお伝えしたい事実があります。
それは、
「目を引くPOP」がイコール、「成果の上がる手書きPOP」とは限りません。
お客さまの目を引いても、成果につながらないPOPというのは、たくさんあるのです。
逆に、見た目パッと目を引く感じはないけれど、成果を上げる。
売上につながる手書きPOPというのも存在するのです。
【目を引く手書きPOP】≠【売上につながる手書きPOP】
実は、ここを混同していると、なかなか成果につながりません。
せっかく手書きPOPを書いても、お客さまの行動につながらない状態になってしまうのです。
手書きPOPで成果を上げようと思えば、お客さまの「行動」につなげなければなりません。
お客さまの行動というのは、言ってみれば「購入」です。
そして、その購入につなげるために必要なこと。
それは、お客さまの心を動かすことなのです。
ではもう一度、先程の2枚の手書きPOPをご覧になってみましょう。
どちらのPOPがあなたの心に響きそうか?
少し考えてみると、1つのヒントが見つかるのではないでしょうか。