手書きPOPの考え方の話です。
もしかすると、あなたも感じたことのあるかもしれない手書きPOPに書く字の巧拙について。
手書きPOPを実践しようとされる方の多くが、
「わたし(俺)、字に自信がないしな、、、上手くよぅ書けないよな」
ということで、実践への一歩を踏み出せない。
たくさんの方と接していて、実感する現実です。
僕自身、そのお気持ちすっごく理解しています。
ただ一方、このブログでも何度も書いているように、
「字のうまいヘタ」と「手書きPOPで成果を上げること」
ここは、ノットイコール。
つながりません。
字に自信がない方が手書きPOPを書くと成果が上がらないか?
というと、まったくそんなことはありません。
字が苦手な方のほうがイイんじゃないか?と思うくらい、成果は上がっています。
っというわけで今日は、字に自信がない方にとっての心のハードルを取り払う話をお伝えします。
昨日うかがったサポート先でも同じことが起きました。
思わず上げた第一声、「アレっー!」
昨日、販促サポートに伺った、あるデイサービスさん。
いま一緒にニュースレター、会社の新聞をつくっています。
今月から第1号を発行するんですね。
その最終紙面を見せていただいた。
すると、紙面から「手書き」が一切なくなっていた!
アレっーー!!
というのが僕の第一声でした。
これまで2カ月にわたって、やりとりをしながら作り上げた下案。
小規模のデイサービスさんなので、アットホームな人柄が伝わる内容にするために、職員の方々の人柄が伝わるように、、、
内容を練り上げていました。
もちろん、職員さんの手書きのメッセージも入れながらね。
それが、いざ出来あがってみると、手書きがなくパソコンフォントだけの紙面になっていた。
…どうしてだろう!?
というのが、その時の僕の正直な心境でした。
「綺麗に見せたいから、、、」
手書きのメッセージがなくなった要因は、
「どうしても綺麗に見せたかったら、、、」
話をお聞きすると、分かりました。
手書きで書くことによって、書き手の人柄や気持ちが伝わりやすくなる。
職員さんの「ごあいさつ」一つをとっても、手書きとそうじゃないのでは伝わり方が変わる。
(…たとえ同じ文章だとしてもね)
デイサービスの責任者さんも、そのメリットも理解されていた。
だけど、
「綺麗に仕上げたい」
という気持ちが勝ってしまったんですね。
「…でも、見た目がキレイな販促物の方がいいんじゃないの?」
って、あなたも思われるかもしれません。
だけどね、実は大きく違ってくるんです。
パソコン字だけでつくられた紙面は、大手のそれと一緒になってしまう。
見た目はキレイ。
イメージはいい。
だけど、その紙面(販促物)からは、気持ちが伝わってこない。
先ほど言ったように、同じ文章を書いていても、伝わりにくいんです。
書いた方の想いや人柄が感じにくくなってしまうんです。
今回のデイサービスさんは、そうです、
大手にはない、小規模店のウリ(個性)を感じてもらいたくて、ニュースレターを創ろうとした。
その目的がズレてしまっちゃうんですね。
…昨日2時間かけて責任者の方と話をしました。
手書きメッセージなども交えながら、想いの伝わる紙面づくりにしていきました。
「手書き」と「パソコンフォント」という文字だけじゃなく、伝えかたの内容も含めてね。
結果、利用者さんやデイサービスの利用を検討されている方に喜ばれるニュースレターになりそうです。
「わたし(俺)、字に自信がないしな、、、上手くよぅ書けないよな」
この気持ち、すごく分かります。
ただ一方で、
「字のうまいヘタ」と「手書きPOPで成果を上げること」
ここは、ノットイコールです。
つながりません。
字が苦手な方のほうがイイんじゃないか?と思うくらい、成果は上がっています。
手書きをする良さの1つは、書き手の想い(気持ち)が伝わることですからね。
頭では理解しているけど、実際は難しいのよ、、、という話をいたしました。