手書きPOPは、見た目じゃありません。
手書きPOPに必要なのは、伝えることです。
ものすごく根本の部分なのですが、意外と抜け落ちています。
あなたがPOPを使って商品を売りたいのなら…
「伝える」事にアンテナを立てた方が良いです。
「見た目」ももちろん重要ですが、それ以上に、「伝える力」を磨くといいです。
すると、あなたのPOPを通じて商品が売れ出します。
あなたのPOPがお客さまを集めます。
あなたのPOPがお店や会社のウリとなって、お客さまを引き寄せます。
手書きPOPの代名詞的なお店
手書きPOPといえば、必ず挙がるお店。
ヴィレッジヴァンガード。
手書きPOPの成功事例としては、あまりにも有名ですよね。
僕のセミナー受講者さんにも、
「ヴィレッジヴァンガードみたなPOPを書きたいんですよね」
と言われる方がよくいます。
たしかに、あのお店のPOPは、秀逸です。
見るだけで、惹きつける威力があります。
っが、しかし、そこに特化し過ぎるのも問題です。
POPのモデルとして掲げるのは良いのですが、
あのヴィレッジヴァンガードの雰囲気が、あなたのお店にマッチするのか?
あなたのお客さま層に合うのか?
あなたのお店のスタッフさんの人柄と合うのか?
ここも見ていく必要があります。
最強の手書きPOP
最強の手書きPOPは、書き手の存在が伝わるポップです。
メッセージから書き手の存在が伝わってくる。
あなたのPOPから、あなたの人柄が感じられる。
「このPOPは、●●さんが書かれたものだ」
と、お客さまが分かるPOPが理想です。
誰が書いたのか?
誰がオススメしているのか?
が、伝わってこないメッセージで、商品は売れません。
なぜなら、メッセージに信頼度がないからです。
単なる商品を売り込むメッセージ。
広告としてとられます。
お客さまは、書かれているメッセージを信頼してくれません。
あなたのお店にヴィレヴァンのPOPは、似合わない
話を戻します。
あなたがPOPを通じて、商品を売りたい。
売上を上げたいのなら、見た目よりも、伝えるPOPを目指す。
伝えることが何より重要だ、とお伝えしました。
ヴィレッジヴァンガードの手書きPOPは、たしかに楽しいです。
パッと見たときの印象もインパクトがあります。
っが、あのPOPの形式をあなたのお店に持ち込んだときに、
あなたのお店のスタッフさんの存在感が伝わるか?
ヴィレッジヴァンガードには、ヴィレッジヴァンガードの店員さんがいて、
あのPOPが成り立っています。
あのお店の店員さんが書くから、マッチするのです。
こんな事言うと怒られるかもしれないけど、ヴィレッジヴァンガードの店員さんって少し個性的でしょ?
だからこそ、あのPOPが合うのです。
あくまでも、手書きPOPで商品を売りたいのなら、「伝える」事を重視。
伝える力を磨く。
見た目も重要だけど、そこからは、手書きPOPで1番大事な「存在感」は伝わりにくいから。
あなたの存在感が伝わるメッセージを書けてこそ、お客さまは読んでくれる。
お客さまの心に響く。
信頼してくれる。
商品を買ってもらえるのです。