「もっと高く売りたいな…」
「値下げせずに売ることができたらな…」
あなたが商品を少しでも
『高く』売りたいと思われているのなら
ヒントになる話だと思います。
値下げすることなく売る方法を掴めます。
「安物屋さん」ではなく、
「良い商品を売るお店」
としてお客さまから認知され、
競合他社との競争から
一歩も二歩も抜け出すことが出来るでしょう。
逆にこの話をしらなければ、
一生ライバルとの泥沼の競争から
抜け出すことが出来ないと思います。
自称「健康おたく」です。
自宅の食器棚にはハーブのボトルが
何本か並んでいたり
お腹がすいたらアーモンドや
干しブドウをポリポリ食べたりします。
毎月、知り合い農家から
生姜を3~5キロ買って
酢に漬けていますし、
この時期の冷蔵庫には
レモンがびっしり詰まっています。
「…臼井さん、大丈夫?」
と思われるのも面倒なので
仲のいい人にしか話してません。
(というか今話しているけれど…)
健康にアンテナを立てるのは
メリットも多いでのすが、
1つデメリットもあって。
コストがかかります。
例えば、毎朝飲むレモン水に入れる塩。
一応こだわっていて
たしか2キロで1200~1300円
したと思います。
従来の食卓塩に比べると
2~3倍の値段です。
最初の頃は、
「結構するなー」
と思って痛みを感じていたのですが
慣れたのもあるのか、最近は
気にならなくなってきました。
…っで、今日お伝えしたいのは、
「アーモンドは身体にいいよ」
という話ではありません。
「健康なものを食べようぜ」
という話でもありません。
健康オタクになって
ある興味深い発見をしました。
あなたが商品を少しでも『高く』
売りたいと思われているのなら
ヒントになる話だと思います。
例えば、先ほど話した塩。
従来の塩に比べたら
2~3倍の価格なのに買ってしまう、
その理由は何か?
「体にいい塩」
と認識しているからだと思います。
いつもネット通販で
購入しているのですが、
もし何の知識も持たず
近所のスーパーの棚に1200円の値札が
付いているのを見たら、
「何じゃ、この高い塩は?」
となると思います。
だけど例えば、
健康食品店の売場に、
同じように並んでいれば、
ちょっと見方が違うと思います。
1:スーパーの調味料コーナーで
1200円の値段がついた塩
2:健康食品店で1200円の値札がついた塩
同じ塩1つをとっても、
調味料ととられるか?
健康食品系の商品ととられるか?
お客さまが受ける価値は
大きく違ってくる気がします。
要は、比較対象が変わることで
印象が変わる。
比較対象を意識的に変えれば
ライバルとの競争から抜け出しやすくなる。
さらに言えば、
『意味づけ』
を変えることで印象は一変します。
1:お弁当店
2:管理栄養士がメニューを考えるお弁当店
どっちのお店のお弁当が
こだわってそうに感じますか?
少々高くても売れそうなお店はどっち?
ただのお弁当店だと
ライバルとの価格競争にまっしぐら。
しかし、立ち位置をズラすことで
価値の伝わり方は変わります。
相場から2割3割高くても
販売が可能になると思います。
俗にこれをポジショニング
と言ったりしますが、
あなたが販売する商品
あなたのお店の意味づけを
変えることはできませんか?
うまくポジションが築ければ
競争とは無縁の世界に
突入することが出来ると思います。