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調剤薬局のOTCの売上を上げるには、どんなPOPをつくれば良い?

調剤薬局での手書きPOPのつかい方…

手書きPOP7つの極意』、
ご登録者の方からメッセージを頂きました。

調剤薬局に置いてあるOTCの売り上げを上げるためには、どのようなPOPを作ればよいのか知りたい

こちらの文面から判断できるように、
メッセージをくださったのは、調剤薬局の方からです。

実は、こちらの方だけに限らず、ここのところ調剤薬局の方とご縁を頂く機会が急激に増えています。
先日もその話を書かせて頂きました。

『調剤薬局店さんでの手書きPOP研修の話』

ここから、何が視えてくるのか?

というと、物販に注力される調剤薬局さんが急増している。

それに伴い、手書きPOPを活用される薬局さんも増えている、
という事です。

そして今その取り組みに出遅れれば、取り残されてしまう。
そんな過渡期でもある事がうかがえます。

OTCの売上を上げるには、どうすれば?

では、調剤薬局店さんが、どうやって物販を推進すればいいのか?

お店で販売しているOTC(一般医薬品)の売上を上げるには
どうすればいいのか?

結論からいうと、

「他店と同じ売り方をしない」

っていう事です。

言い換えれば、あなたの薬局でしか販売できない方法をおこなう。
これが1つの手立てとなってきます。

調剤薬局店で、例えば、OTCの売上を伸ばせれば、大きいです。

調剤報酬の引き下げを補う、新たな収入源の確保につながってきます。

しかし同時に、調剤薬局さんが抱える悩みの種の1つに、

『販売時間がない』

ここがあるのではないでしょうか。

OTCなど物販に力を入れたいけど、現場の方々がそこに割く時間がない。
調剤作業だけで手が回らない。

そのような現状があると思います。

この話は、理美容院やサロンなどサービス業にも言える事ですが、
物販の1番のメリットは、人件費がかからない。

半自動的に、収入が上がる事です。

例えば、美容院さんのメイン売上である、カットやカラーには人件費がかかります。

従業員さんが、ほぼ付きっ切りですよね。

しかし、物販は全く違います。

商品を陳列しておくだけで、売上が立ちます。
リピート商材であれば、売上のほぼ自動化が実現します。

さらにもっと深い所で言えば、

調剤薬局さんの場合、顧客のリピート化が図れます。

調剤薬局さんの1番の強みは、調剤師さんが常駐している事です。

言ってみれば、薬のプロに相談できる。
これは、強力な武器。

患者さんからすれば、大きな魅力の1つです。

例えばですよ、

肩こりのときに貼る湿布1枚の説明を受けるにしても、
調剤薬局店で薬剤師さんから聞けると、何か説得力ありませんか?

あなたが花粉症で悩んでいたとして、
その時に、どんな薬を飲めばいいのか?

アドバイスをもらうにしても
薬剤師さんから聞けるとちょっと違う感じしませんか?

そう、患者さんからすれば、薬のプロである薬剤師さんの意見は特別なわけです。

ですので、やりようによっては、

患者さんは、薬剤師さんに相談したい。

その雰囲気さえ築ければ、
【患者】⇔【薬剤師】
の関係を築きやすい。

患者さんにとって、何かあればそこの薬局に薬を買いに行く。
相談しに行く。

そのような関係をつくれる土台があるのです。

この関係さえつくれれば、かかりつけ薬局として存在感を発揮できるわけです。

とはいえ、現場にいらっしゃる薬剤師さんにすれば、
「そんな簡単に言うけれど、実際はそんな甘いもんじゃない」
という声をあげたくなりますよね。

そこで、じゃあどうやって、患者さんが気軽に相談できる関係性を築けるのか?
どうやってOTCの売上を上げるのか?

そのヒントをお伝えいたします。

調剤薬局店での手書きPOP研修にて

下記をご覧ください。

こちらは、2015年に北海道の調剤薬局ネットワーク(株)クリオネさんで手書きPOP研修を行った際に受講者さんが書かれたものです。

くすり整理キープ―ケース

90歳になるおばあちゃんが、大きな海苔の缶にお薬を入れて保管していました。
家族が心配していたので、この商品をプレゼントしたら、お薬の飲み忘れもなくなり、家族も安心。

ちょっと高いけど、代わりにおばあちゃんの笑顔を見ることができました!
大切な家族の為にも、自信を持ってオススメします!

ご覧のように、セミナーの最中に書かれたもので、まだ下書きの段階です。

さて、あなたはこちらの手書きPOPをご覧になって、どうお感じになりますか?

個人的な意見を言わせてもらうと、
このPOPを書かれた方のお人柄が出ている。

メッセージを通して、お勧めをしている従業員さんの存在を感じる。

ある意味、がりがり売り込んでくるメッセージじゃなくって、ほのぼのとした雰囲気が伝わってくる。
手書きPOPを通じて、この薬局さんのスタンスが伝わってくる感じがするわけです。

「私たちは、こういうスタンスで患者さんと接します」

というような雰囲気を感じます。

実はこれって、すごく重要で。

こちらのPOPを読む患者さんにしたら、
仮にここに書かれる商品を買わなかったとしても、こちらの薬局さんに対して、かなりポジティブな印象を抱くのではないでしょうか?

また来たい。何かあったら、相談してみよう。

そう思える存在の第一歩になるのではないのでしょうか。

…まぁ、個人の主観も多少入っているかもしれません。

しかし、ここで1番あなたに感じて頂きたいのは、
「他店と違う売り方」
というのは、そんなに難しいことじゃない。

発想を変えれば、意外とすぐに出来る。
ここでご紹介したPOPも、その1つという事です。

販売商品で他者と違いを出せないのなら、販売法を変える。
他者がやっていないやり方で商品を売る。

その1つが、自分達の存在感や人柄を患者さんに伝える。
そのために、手書きPOPを使うという方法です。

ある意味、調剤薬局店さんの強みを発揮できるかどうか?
は、患者さんとの関係性のつくり方に懸かっています。

気軽に相談して頂ける。
こちらも気軽にアドバイスできる。

そのような密着した関係性を築ければ、放っておいても患者さんはリピートしてくれます。
そして、かかりつけ薬局の存在にも近づくのではないでしょうか?

○既に多くの調剤薬局さんが学ばれています:
『OTCの売上をアップする方法』

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ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。