はっきり言います。
手書きPOPの見た目は、売上に直結していません。
売上UPと手書きPOPのキレイさは関係ありません。
セミナーをすると、見た目に力を入れて時間をかけて描かれる方がいますが、それは本末転倒です。
あなたが手書きPOPを通じて、売上UPを目指すのなら、
【見た目】=【売上】
は忘れてください。
たしかに、手書きPOPの見た目も大事にしたいです。
ですが、そこから生み出す売上となると、あまり関係ありません。
見た目が良いから売上が上がる!
かというと、つながりません。
逆に、見た目がそんなに良くなくても、ガッツリ売上を上げる。
そんなPOPを頻繁に存在します。
もしも今、あなたが手書きPOPを書くときに、見た目に意識が90%いっているのなら、、、
そこは考え直したほうがいいかもしれません。
そもそも目的が違う
なにも僕は、手書きPOPの見た目は一切気にするな!
見た目の優れたPOPは、不必要。
と言っているわけではなくて、そもそも目的が違う。
あなたが求める目的によって、書くPOPも違ってくるといいたいのです。
このブログでもよく言っていますが、大きく言うと、手書きPOPには2つのタイプがあります。
- 魅せるPOP
- 売るPOP
この2つです。
1.の魅せるPOPは、売場の雰囲気。ディスプレイ、商品のイメージUPを目的にしたPOPです。
一方、2.の売るPOPは、文字通り、商品を売りまくることが目的です。
あなたが、この2つのどちらの目的を果たしたいか?
ディスプレイをきれいに魅せたいのか?
来店されたお客さまに、お店のイメージをよく感じてもらいたいのか?
そのためにPOPの活用を考えているのなら、前者魅せるPOPが役立ちます。
一方、売場をよく見せたいのもあるけど、とにかく売りたい。
推奨商品をガッツリ売りたい。
手書きPOPでお店の売上を上げたいと思われているのなら、後者の売るPOPを書いていった方が良いです。
そして、後者の「売るPOP」には、見た目は特に必要ない。
ということです。
伝えることに主眼を置け!
あなたが手書きPOPを書く目的は、売上を上げること。
とりあえず、商品を売るためのPOPの書き方を知りたい。
そう考えるのなら、まずは今からいう1点を意識してください。
伝えるメッセージにボリュームを置く。
見た目は気にしなくていいので、とにかくあなたが伝えたいこと。
売りたい商品やサービスについて、あなたが伝えたいことがありますよね。
そこを思いっきり伝えるのです。
- こんな風に書いたら、見た目が悪くなるんじゃないか?
- 文章量が増えるんじゃないか?
- 説明臭くなって、読まれないんじゃないか?
こんな気持ちは、一切無視してください。
目の前にお客さまがいるとして、その時に伝えるであろう。
話すであろう内容を、メッセージにすることです。
何度も言いますが
あなたがPOPをつかって商品を売りたいと考えるなら、
見た目は気にする必要はありません。
お客さまが読むときに、読みにくい。
字が小さくて読めない。
行間が狭くて、読むのがしんどい。
とならない限り、伝えたいことを書きまくってOKです。
だってですよ、
例えば、あなたが売りたい商品があって。
その商品を大量に売りたくて、ダンボールでケース陳列するとしますよね。
そんな時に、従業員さんが、
- 可愛く陳列して、
- お洒落な雰囲気を魅せて
とか言ってたら、どう感じます?
「そんなもん、関係ないねん」
「ここは商品を魅せるところちゃうねん、売るところやねん!」
って、言いたくなりません?
喩えが少し極端かもしれませんが、、僕が言いたいことはこういう事です。
手書きPOPも同じなのです。
商品を売りたいのなら、ガッツリ、あなたの伝えたいことを書く。
お客さまにアピールしまくる。
その必要があるのです。
手書きPOPにおいて、
【見た目】=【売上】
この図式は比例しません。
見た目が優れてなくても、売上を上げることはできるのです。