先週、家族である商店街のイベントに参加したときの話です。
顔見知りのある方とバッタリと出会いました。
僕と年齢がほぼ変わらない、大工さんです(Kさんとします)。
子ども向けに体験レクリエーションを出店されていたんですね。
チラッと見えた「1枚の紙」
うちの娘も例にもれず体験好きなので、お世話になることに。
「何秒で釘が打てるか?」
っていう、釘打ちにチャンレンジさせてもらいました。
娘がカンカンやってる最中、僕は横で待ってたんですね。
すると、1枚の紙が僕の目に、、、。
あんまりジィーッと見るとイヤらしいので、何気なく遠目からチラッと見てみた。
文章が書かれてて、写真とかも貼られている感じでした。
「…ふーん」
という感じで見ていると、ちょうど娘の釘打ちも終了。
大工のKさんが僕に話しかけて来られました。
「臼井さん、僕も書いたんですよ。
自分なりになんで、ちょっとアレかもしれないんですが、、、」
先ほど僕がチラッと見させてもらったあの紙でした。
Sさんは少し恥ずかしそうに、そしてトレードマークでもある笑顔でその紙を見せてくださいました。
「酔った席やけど、よく言うなー」
実は、その大工Kさんとは昨年末にお会いしていました。
地元の店主や社長さんが15人くらい集まった、忘年会の席でご一緒していたんです。
…実はこの忘年会もちょっと変わっていて、、、
僕と一緒にニュースレターを作られた方ばかりが集まられていた会だったんです。
そこで、先ほどKさんが見せてくださった「1枚の紙」のキッカケとなる、
ある出来事が起きていました。
Kさんと同業のMさんという方も、その忘年会にいらっしゃっていて、
K君もコレやりやー。
これやって、うちもお客さんに仕事を紹介してもらえたからー。
絶対やった方がええでー。
みたいな感じで、半分酔いもありつつKさんにニュースレターを勧められていたんです。
実はその背景には、その社長Mさんは発行し出したばかりのニュースレターを通じて、仕事を受注されていた。
だから、Kさんにもニュースレターを勧められていた。
「酔った席やけど、よう言うなー」
ぐらいにしか、僕は思ってなかったです。
そして、そのデキゴト自体も僕の記憶の中ではそのまま流れてました。
そこで、今回のイベントでKさんから見せていただいた「1枚の紙」です。
Kさんは、あのことをしっかりと憶えていらっしゃった。
酔っぱらって言ったM社長の発言を受け止めていらっしゃった。
そして、ご自身で1枚のニュースレターを製作、発行されていらっしゃいました。
いっそう僕のなかで輝いている
「やってみた方が良いよ」
そんなアドバイスって、周りから結構もらいますよね。
だけど、そのいただいたアドバイスをそのままスルー、、、
ってこと、意外と多くないですか?
少なくとも僕の場合は、圧倒的にそっちが多いです。
軽く流しちゃうというか。。
でもね、Kさんはそうじゃなかった。
しっかりと実践されていた。
しかも、ご自身で。
なーんかね、、、何がどう?
というわけじゃないんだけど、こう、心の中が正されたというか。
こうして飲み会の席だったとはいえ、どなたかが良いと言ったこと。
実践されて成果を出されたこと。
それをキチッと心にしまいこまれて、ご自身で試される。
少しピリッと背筋が伸びた感じでした。
ますますKさんの笑顔が、さらにいっそう僕のなかで輝いています。