手書きPOPに限らず、販促活動って継続しにくいです。
初めは興味を持ってやるけど、しばらくしたら続いていない。
なーんてことは日常茶飯ごと、、、でもないですか?
手書きPOPなら、現場のルーティンの作業が忙しくなる。
すると、書かなくなっている。
なんてことは、僕もサポート先でよく見る光景です。
というわけで、今日は手書きPOPを継続して書く。
こちらが何も言わなくても、スタッフさんが自発的に書いてくれる。
そんな仕組みをつくるためには、どうすればいいか?
ちょっとしたヒントの話をします。
POPを書いた人間からしたら、ちょっとした自信に
「この商品、なかなか動きにくいんだよね。
外販(出張販売)に行った時にも、なかなか難しくて、、、」
先日、ある道の駅の手書きPOP研修にうかがったときのこと。
道の駅の代表の方が、ある商品を手に持ちながらおっしゃられたんです。
っで、
「この商品のPOPをみんなで、書いてみない?」
スタッフさんの皆さんでその1つの商品のPOPを書くことになりました。
なかなか動きにくい商品のPOPをスタッフみんなでつくる。
そして、その成果を測ってみるという取り組みです。
…例えば、いま中々売れにくい商品があるとして。
その商品を売るために、手書きPOPを書く。
もしも、そのあと商品が売れ出したとしたらそれって、手書きPOPの効果じゃないですか?
今まであまり動かなかった商品が、POPをつけたことで売れ出した。
明らかですよね、
それはPOPの効果で売れ出した、ということが。
POPを書かれた方にしたら、ちょっとした自信になりませんか?
スタッフさんのモチベーションが上がる
他にもやり方は色々とあると思うんです。
同じ1つの商品をスタッフみんなでPOPを書く、
というのが難しければ、違う商品もOKです。
スタッフそれぞれに1つ商品を選ぶ。
自分のお気に入りでも何でもいい。
このPOPを書きます、っていうのを決める。
っで、その商品の手書きPOPを書くんだけど、そこでのポイントは「数値」です。
「POPを書いたことで、売れ行きがどうなったのか?」
数字の変化を確認すること。
POPをつける前は、●●個売れていた。
っで、POPを設置したら、売上が●●個になった。
すごい、なん割増しになってる!
っていう喜びを分かち合うのが目的です。
ですので、POPを置く前の売れ数を調べておくのが1つのポイントで。
以前はどれだけ売れていたのか?
それが、自分のPOPを置いたことで、こんなに売れた!
って、数字で実感してもらう。
これが何よりスタッフさんのモチベーションを刺激する起爆剤になります。
僕が一緒に関わらせてもらっている会員さんでもそうですもん。
毎週、報告をしてもらって、
「先週はこんな変化がありました」
っていうイイ結果を報告してくださる時には、かなり嬉しそうですもん。
「数値」でどれだけ変化があった、
というのは、モチベーションになりますよ、やっぱり。
自分がやったことが、成果につながるっていう喜びがあります。
手書きPOP仕組みにするコツ
…数字を計測するのって、ちょっとした手間がありますよね。
だけど、やっていただきたいことの1つです。
やったら、そのぶん成果や継続につながってきますから。
スタッフさんが手書きPOPを書く喜びを知ったら、こっちから何も言わなくても書いてくれるようになります。
放っておいても、自分で書いて成果を上げる楽しさを実感される。
スタッフさんがいらっしゃらない場合でも同じ。
POPを書かれるあなたが、成果を実感できるようなカタチにする。
ここがポイントです。
これが、手書きPOPを継続的に書き続ける。
仕組みにしていくためのコツです。
手書きPOPを実践されるのなら、ぜひ一緒にやっていただきたいことの1つです。