手書きPOPを書くことで商品やサービスがさらに売れる。
これが、手書きPOPを実践する目的。
まずは、ここを明確にする。
しっかりと意識することが、成果を上げる近道です。
「手書きPOPを書くことで、どうなりたいのか?」
ココを明確に描く。
実は、すごく大事なことなんです。
昨日、打合せをした方とも話になった、
「手書きPOPの目的を明確にすることが、成果を上げる近道」という話をします。
成果を阻む、手書きPOPに対する誤った2つの先入観
この秋に手書きPOPのセミナーをする青果卸市場の方と、昨日打合せをしていたんですね。
っで、その話の途中、こんな話になりました。
「POPって、長くてもいいんですか?」
ご担当者の方から聞かれたんです。
「全然、OKですよ。むしろ長い方がイイって、僕はお伝えしています。」
って、僕も答えさせていただきました。
・・・実は、手書きPOPを学ばれる方の多くが、2つの先入観を持たれています。
そして、その先入観が成果を上げるジャマになっています。
1.手書きPOPは、短く書かなきゃイケない
手書きPOPに書くメッセージは、
- 短く
- スマートに
- 耳触り良く
みたいな感じで、口にした時にリズムよく話せるような、
そんなフレーズをつくろうとされます。
結果、どうしても、ありふれたような・・・どこかで見たり、聞いたりしたことのあるメッセージになる。
そういうケースが多いんです。
「ほんのりとした甘さの・・・」
「ジューシーな・・・」
「スッキリとした・・・」
みたいなね。
お客さん的にも、どこかで見たことのあるようなフレーズだと、心が動きません。
目に留まらなくなる。
よくある広告として、見逃されてしまうんですね。
2.手書きPOPはキレイな字で書かなきゃイケない
「私、字を書くのが苦手なんです・・・」
「イラストとか絵、書けません・・・」
手書きPOPのセミナーをすると、必ずといってイイ程どなたかからお聞きします。
ここがネックになって、手書きPOPを実践できない方も多いと思います。
ただね、ここで考えていただきたいんだけど。
手書きPOPを書く目的はなにか?
どうして、手書きPOPを書こうと思ったのか?・・・というと
商品やサービスを売るため、、、
今よりもさらに売れると嬉しいから、、、じゃないか?
と、僕は思うんです。
言ってみれば、成果を上げるため。
じゃあ、先程の話に戻って。
「私、字を書くのが苦手なんです・・・」
「イラストとか絵、書けません・・・」
手書きPOPを書こうとしたときに、どうしても抱いてしまうこの感情。
すごく気持ち的には、分かるんだけど、
- キレイな字で書かれたPOPが、成果が上がりやすいか?
- イラストや絵が描いた方が、成果が上がるのか?
というと、どうでしょう。。
僕の経験からいうと、この問いに対する答えは、決してYesではありません。
字をキレイに書けなくても、手書きPOPで成果は上がります。
イラストや絵がなくても、全然OKです。
成果は上がります。
キレイな字や可愛いイラストが描いてあるPOPを見ると、
「わぁー、上手に書いているわね!」
って言われたりする。
だから、そっちのPOPの方がいいんだ、という感情を持つ。
だけど、「成果を上げる」という観点から見れば、決してそうじゃないということです。
成果の上がるPOPこそが、
「わぁー、すごいPOP~!」
になるはずなんです。
(※イラストを書いたPOPがダメ、と言っているんじゃないですよ)
まずは、勇気を持って書いてみる
書く側からすると、どうしても見た目も気になります。
だけど、お客さんはそこの観点で視ていない。
買う・買わないを決めていません。
手書きPOPを書くことで商品やサービスがさらに売れる。
これが、手書きPOPを実践する目的だとしたら。
先ほど述べた、2つの先入観。
- 手書きPOPは、短く書かなきゃイケない
- 手書きPOPはキレイな字で書かなきゃとイケない
ここは、忘れたほうがイイ。
まずは、勇気を持って書いてみることこそが、成果への近道になってきます。
上記の先入観をいかに取っ払えるか?
セミナーをするときの僕の役目でもあるよな、
なんてことを、昨日打合せの後、卸市場をふらふらしながら思ってました。