手書きPOPの書き方というのは、チラシやブラックボードといった他の販促物にも共通する。
そんな話を普段からしています。
「商品やサービスの価値を伝える」
その行為をおこなってくれるのが販促物。
あなたの商品に興味を持ってもらう。
そのために書くのが、手書きPOPでもありチラシです。
- 手書きPOPは、来店されるお客さんに向けたモノ
- チラシは、来店されていないお客さんに向けたモノ
シンプルに区別すると、こんな感じ。
中でも、手書きPOPというのはコンパクト版。
チラシは、ボリューム版。
そんな捉えかたもデキると思っています。
【お店・会社】を【商品】として捉えるイメージ
手書きPOPは、台紙のスペース的にも伝えるボリューム(量)は限られているでしょう。
名刺サイズとかハガキの大きさくらいの台紙も多い。
だから、書くスペースも少ない。
一方、チラシは、A4やB4サイズの紙をつかってつくる。
当然、伝えるスペースもPOPに比べて結構ある。
商品のことをたくさん伝えることができる。
販促物のボリューム版、そんなイメージなんですね。
ただ、ここで忘れてはいけないのが、根本は同じということ。
お客さんに商品やサービスのことを興味をもってもらうことが、POPやチラシの役割。
ここは考え方として、まったく同じです。
先ほどお話ししたように、
- 手書きPOPは、来店されるお客さんに向けたモノ
- チラシは、来店されていないお客さんに向けたモノ
というだけで、つくる目的は同じ。
そして、そこで伝える・書き方もキホン同じということです。
例えば、こんな風に考えてみると頭が整理しやすくなると思います。
1つ考え方をご紹介すると。
【お店・会社】を【商品】として捉えるイメージです。
「・・・買ってみようかな」
と、読んだお客さんに思ってもらうために商品価値を書く。
それが、POPなように、
「・・・行ってみようかな」、「(サービス)受けてみようかな」
と感じてもらえるように、お店や会社についてをチラシに書く。
言ってみれば、
POP:商品価値を伝える
チラシ:お店や会社の価値を伝える
お店や会社を、1つの商品として捉えるイメージですね。
(価値というコトバをつかっていますけど、書く内容は多岐にわたります)
「伝える」トレーニングには、手書きPOPは向いている
チラシで集客するにしても、まずはお店や会社に興味をもってもらわなければイケない。
そして、そのための情報を伝える必要がある。
・・・同じですよね、
手書きPOPで商品を買ってもらうために、
「何を書こうか?」
って、考えることとチラシで伝えることも。
いくぶん、POPというのはチラシに比べて書くボリュームが少ないだけ。
だから、トレーニングにはもってこいなんですよね。
「伝える」というメッセージを考える訓練をするためには。
基本、手書きPOPもチラシも考え方は同じだから。