POPコミュニケーション合同会社 代表の臼井浩二です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2025年がスタートしましたね。従来なら、「今年はこんな年にしたい」新年の話をするケースが多いと思うのですが…その前に、2024年を振り返りたいと思います。
昨年1年間を振り返ることで、今年のこれからにつながりやすいと感じましたので。
2024年を振り返って…
2024年は、あなたにとって、どんな1年でしたか?
予期せぬハプニングが盛りだくさん。中身の濃ーい1年でしたか?
それとも、大きな転換点があった1年でしたか?
特に目立って変わったことのない、無事に過ごせた1年ですか?
うーん、個人的にはどうだろう、、モチベーションアップ。そこに重点的に取り組ませてもらった、そんな1年でした。
個人的な話で恐縮ですが、以前は、「数字を伸ばす」。ここが自分にとって仕事のなかでの大きなミッションでした。ご縁をいただくお店や会社さんの売上を伸ばす。集客力を上げる。そこに注力してきました。勿論、今もそこを放棄したわけではありません。
ご縁をいただく企業やお店、会員さんに成果(数字)を上げていただく。自分にとって与えられた役割の一つだと思っています。ただ、その順番が変わったというか、アプローチが変化しました。
主体性のある人の特徴とは
仕事柄、お店などの現場に訪問する機会が多いです。そこで感じることがあります。
たとえば、主体的に行動される方には、ある一定の共通点を感じます。まず、現状の課題にアンテナを立てる。日々を作業で終わらせるのでなく、
「もっと、こうしたい」
「もっと、こうなったらいいんじゃないか」
今うまくいっていないことに感じたり、さらに良くしたい気持ちを持つ。その課題や改善ポイントを解消するために、アイデアや方法を考える。そして、実際に行動を起こされる方が多いように感じます。
<主体性のある方の特徴>
- 課題に気づく
- 改善策を考える
- 行動する
さらにここで強調したいのは、自ら創意工夫される方々は、これらステップを楽しいと感じている。
決して人から強制されるからでなく、プレッシャーを感じるからやるのでなく、自発的に、当たり前のように取り組まれている。
「凄いですね、こんな事もされたんですか」
コミュニケーションしながらご本人にお伝えしても、キョトンとして、いまいちピンと来ていない。もう、デフォルト。当たり前なのではないでしょうか。
ある意味、放っておいても、どんどん行動してくれるし、そこを喜びに感じているので、ご本人も苦じゃない。創意工夫を楽しまれている。そのような方々の姿勢を見て、「俺って、こうじゃなかったよなー」「手を抜いてたよなー」会社に勤めていた頃を思い出すことも多いです(苦笑)
じゃあ、実際どうすれば、主体的に取り組めるのか?創意工夫を楽しめるのか?
組織を強くする人を増やすには?
特に日々の業務に特別なモチベーションを感じていない方に、どうやって主体的に行動してもらえるのか?
正直、非常に難しくって、答えは見つかっていません。ただ現時点での最適解は、『楽しさ・喜び・達成感』だと感じています。課題を感じて、意図をもって、何か行動する。そして、結果の変化に気づく。
「今まで動かなかった商品がPOPを書いたことで、3枚売れた」
「陳列を変えたことで、いつもより売れた」
ルーティンのなかで変化に意義というか、楽しさや充実感を感じ、
「もっと味わいたい」
「もっとやりたい」
さらなる主体的な創意工夫が生まれていく。
モチベーションが上がれば、創意工夫は自然と生まれます。教えられたノウハウよりも、もっと強力なアイデアは現場から生まれます。
そのキッカケや土台作りを、POPの活用やコミュニケーションを通して、お手伝いさせていただく。それが現時点での当社の役割だと感じています。
さて、2024年の話はこれくらいにして…。2025年も全力で満喫していきましょう。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
臼井浩二