お葉書をいただきました。
葉書をいただく機会自体が減っていますし、
しかも、セミナー受講者さんから。
倍増の感動でした。
ある行政主催のセミナーでのこと
「2年後の起業を目指す」女性の方が参加されていました。
その方からのお葉書で。
書かれていた内容はシークレットなのですが、、(笑)
「セミナーのなかで勉強になった」
4つのポイントを書いてくださっていました。
ちなみにセミナーでは、販売や集客活動において押さえておきたい3つのステップを一緒に学びました。
中でも、
「ステップ2.満たされていないことは何か?」
ここがお葉書をくださった方には、勉強になったそうで。
そこで今日は、そのステップ2を簡単に共有します。
お客さまにスルーされる情報
何か販売をしたり、お店や会社をアピールする。
その際に良いところを伝える。
常套手段ですよね。
商品の特長や機能性、お店や会社のこだわりや技術は伝えたいポイントです。
ただ、これだけだと上手くいかない。
この発想から入ると商品は売れないし、お客さまも集まりにくい。
むしろ、お客さまはスルー。
無視されます。
考える襦袢を逆転する必要があると思っています。
王女が求めたモノ
以前、ある方から聞いた話です。
ある国の王女が結婚相手、王子となる男性を探していた。
各国の貴族や王子たちから熱烈なアプローチが届いた。
「私は○○国の王子です、
金銀財宝もたくさん持っています、
王女を金銭面で困らせません!」
「私の家系は何代も伝わる名家です
武勇にも自信があります
あなたを幸せにします!」
しかし、王女の心は動かなかった。
そんなある時、1通の手紙に王女の心が揺れた。
「私は他の王子たちのように金銀も持っていません。
武勇が特に優れているわけでもありません。
しかし、○○王女を愛するこの気持ちは誰にも絶対負けません!」
王女は、この男性を結婚相手に選びました。
王女が男性を選んだ理由
まー、ベタな話なですが(苦笑)
なぜ王女は、富も武勇も優れる貴族や王子たちを選ばず、
ある意味、しょぼいとも見える男性を結婚相手に選んだのか?
答えはシンプル、
王女は富も財産も、武勇も求めていなかった。
「自分を愛してくれる」
その強い気持ちを求めていたわけです。
パートナー選びにしろ、就職活動にしろ、販売にしろ、集客にしろ、
「私はこんなことができるんです!」
ガンガンにアピールするのは大事です。
ですが、その訴求ポイントが相手の求めることとズレていたら、、?
ムキムキマッチョな筋肉ボディを持っていても、相手が求めてなければ暑苦しいだけ、、
ウザい情報にならないために
そこで冒頭の、
「(相手が)満たされていないことは一体何なのか?」
さらに、
「この商品(サービス、お店)は満たされない○○を解決できますよ」
この視点です。
どれだけ男前でも、金持ちでも、素晴らしい機能を持っていても、それを相手が求めてなければ、意味がない。
相手が求めていてはじめて価値になるし、強みになる。
欲しい情報になる。
ここを押さえないまま発信しても、スルーされるどころか
ウザい情報になりかねません。