小学生のお小遣いって、いくら位でしょうか?
千円?…2千円?
よく分かりませんが、
その10倍の金額を1日で稼ぐ
小学3年生がいます。
…先日、娘が地域のイベントに
参加させてもらったときのこと。
ひな祭りに関するイベントです。
小学3年の娘はかれこれ4回かな?
イベントに参加しています。
出店者として、です。
親も付いていきますが
基本、娘が主体のイベントです。
そこで商品を売って稼いでいます。
初回が580円。
次が1290円、
その次が2900円、3135円…
倍々ゲームで売上が増えていきました。
そして先日が20,540円。
娘も家族も驚くくらい
一気に売上が上がりました。
ここまでの話をきいて
予感できると思うのですが、
これから話すのは親バカ話です。
しかし、
ただの親バカ話ではありません。
あなたの売上アップにつながる親バカ話です。
娘の売上アップの経緯を見ていて
腑に落ちることも多く、
「商売と通じるよな」
唸ることが多いんです。
「子どものイベントと商売を一緒にするな」
怒られるかもしれません。
しかし商売のヒントが
めちゃめちゃ隠れているんじゃないか、
真剣に思っています。
例えば、その1つ、
『売上アップ=単価アップ』
娘の初回売上が580円で
次に1290円になり、昨日が2万円。
倍々ゲームで増えたのは
単価アップと密接にかかわっています。
単価アップしたから
ここまで売上アップしたのだと
深く感じています。
売上580円だったイベントの後、
父娘でこんな会話がありました。
父:次はどれくらい売上げたい?
娘:うーん、1000円くらいかな
父:どうやったら上がりそう?
娘:うーん…
父:ガチャガチャの値段を上げてみたら?
周りでもスライムを100円で売ってる子おったやろ?
娘:うーん…
娘の看板商品の1つが、
『ガチャガチャ』です。
レバーをひねればカプセルが出る
あのガチャガチャです。
初回イベントの売上580円のときは、
1回10円でした。
2回目のイベントがたしか30円。
その後が50円。
昨日のイベントでは1回100円でした。
【10円⇒100円】
初回から比較すると
単価が10倍になっています。
必然的に売上も上がりました。
「売上を上げたければ
値上げしろ」
コンサルの人がよく言ってますよね。
単価アップは売上アップに
欠かせません。
しかし、同時に覚悟も必要です。
値段を上げたときにお客さまが
満足してもらえるのか?
恐怖がのしかかります。
失敗すればクレームになりますし
去ったお客さまは二度と
戻って来ないでしょう。
ある意味、
覚悟の向こうに結果がついてきます。
価格に見合った中身の検討と
「お客さまを満足させる」
という覚悟が必要だと思っています。
実際、娘もガチャガチャの値段を上げたとき
中身をずいぶん入れ替えました。
男の子用、
女の子用、
ガチャガチャの中身も変えました。
大切なご商売と小学3年の娘のイベントを
一緒にしてほんと申し訳ありません。
しかし他にも、
今回2万円の売上を達成した理由は、
『商品じゃなく○○を売った』から。
『あえて○○のイベントに参加することで
売上はまだまだ伸びる』
学べること多いです。
もう一度、今回の復習です。
売上を上げる過程で
単価アップは欠かせない視点です。
1:売上りたい単価を設定
2:お客さまを満足させる内容を考える
3:満足してもらえるまでフォローする
「お客さまを絶対に満足させる」
という覚悟がポイントだと思います。
巷でよく聞く話ですが
知っているのと実践するのは
全く別物ですからね。
小3の社長から学んだ話でした。