手書きPOPの考え方は、すべて販促物に共通する。
成果の上がる手書きPOPを書くために必要なこと。
それっていうのは、他の販促ツールでも同じだよ。
という話です。
例えば、それがブラックボードであってもです。
手書きPOPの書き方は、ブラックボードにも汎用が効くんです。
ある美容院でのブラックボードの話
昨日、ある美容院さんの販促サポートに伺ってきました。
彼これ、今年で4年のお付き合いになるお店です。
- サンキューレターをつかって休眠客の復活
- 折込みチラシでの新規集客、、、、
などなど、媒体を替えいろんなトライをおこなってきました。
今回は、ブラックボード(店頭看板)です。
ブラックボードをつかって、近所のお客さま(潜在客)に来店してもらう。
そのための仕掛けづくりです。
これまでも活用されていたんですよ。ただ、
「少し内容をリニューアルしようか?」
「新しく創りかえましょう」
そんな話の流れになったんです。
ブラックボードをつくるにあたり、、、
内容をつくるに当たり、いくつかのポイントを洗い出しました。
オーナーさんと一緒に確認していきました。
- どんなお客さまに来店してもらいたいか?
- そのお客さまが気にして(頭がいっぱいになって)いることは?
- 顧客のなかに、同じようなお客さまはいないか?
- その方たちがつかう言葉は?
- 、、、、、
まぁ、いっぱい案(アイデア)を出していきました。
そして、ある程度中身が決まって来たときに。
内容を明確化していく際に、意識したことが2点あります。
まず、その1つ目が、
1.商品の話はしない
ブラックボードに書く内容。
そこには商品を主題にしない、っていうことです。
商品の内容を伝えるにしても、ブラックボード内では商品に関しては触れない。
すごく抽象的な表現なんですが、
「後ろにとっておく」イメージです。
ブラックボードに興味を持ったお客さまが、その後、来店された時に商品のことを知れる。
その順序を大切にしました。
2.人を絡める
これは、僕がセミナーなどでいつも言っていることですが。
同じ1つのメッセージを発信するにしても、どこに視点をおくか?
で、まったく伝わり方が変わってくるという話です。
シンプルにいうと、「人」をメッセージに絡めるのです。
単に、モノやサービスを伝えるだけでなく。
「人」を登場させる。
「人」と絡めて、メッセージを書く。
人間の脳は、モノやサービスよりも人に興味、共感を示します。
人が絡んだ情報はお客さまにとって、親しみやすいメッセージになってきます。
…その美容院さんでは約2時間半の滞在でしたが、ほぼ仕上がりました。
後、写真とイラストを貼り付ければ、出来あがり。
という状態にまで持っていけました。
手書きPOPの考え方は、すべて販促物に共通する。
たとえ、それがブラックボードであってもです。
手書きPOPの書き方は、ブラックボードにも汎用が効くんです。