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キャンペーン告知の販促についてご相談をいただきました

 

今日は、キャンペーン販売におけるPOPについての話です。

読者の方から、このようなご相談をいただきました。

 

年に一回の○○日キャンペーン(例:肉(29)の日みたいな)を予告するPOPを店内・外に貼ろうと思っていますが、該当の商品はその日一日だけ激安にする予定です。

その為、当日又は前日まで伏せておきたいのですが、イベントの予告は大々的にしたい。

そういった場合の書き方が思いつきません。

肉の日を例にすると、焼肉屋でイベント当日だけは普段1000円のカルビを200円で提供する!

ただこれを前もってそのまま予告してしまうと、イベント当日までそのメニューだけ売れないのではないか、という心配をしています。

 

ご相談くださったのは、飲食店に勤めるスタッフさん(女性)。

 

キャンペーン販売をする。

大きな特売もする。

事前にある程度、告知をして集客につなげたい。

だけど、特売をすることをお客さんが知ったら、それまでに買い控えがおきるんじゃないか?

そのような心配を持たれているということですね。

 

うん、うん、すごく納得します。

僕も同じ状況だったら、同じことを考えると思う。

だけど、お客さんにお客さんに伝えたい。

…さて、どんなPOPをつくって告知をしたらイイんでしょうか?

買い控えが起きる商品かどうか?

まず、事前に特売価格の告知をするかどうか?

の判断だけど、ここは色んな考えが想定できますよね。

扱う商品によっても違ってくるし。

ある程度、日持ちするような買い置きできるモノなら、安いときにまとめて買った方がイイとか。

 

ただ、今回の方は焼肉屋さんのようですよね。

僕が焼肉屋さんへ行った時のことを想定して考えてみると。

 

晩ご飯を食べに、家族で焼き肉屋さんへ行った。

店頭の入り口入るところに、

「今度イベントがある」

「カルビが安い!」

みたいなのを書いてるのを見つける。

もしくは、テーブル席で。

 

っで、それを見て、

「今度、カルビが安いんだったら、今日は食べるの止めておこうか?」

ってなるかというと、、、そうはならない気もします。

その時、食べたければやっぱり注文すると思う(…わが家の場合だったらね)。

そんなに頻度をつめて(毎週末とか)来店するようにも思えないし。

手書きPOPの設置だけじゃなく配布する

あと、もう1つ。

 

キャンペーンの告知の部分。

 

例えば、こちらの手書きのイベントPOPを見てもらえますか?

以前、関わらせてもらったある直売所さんのイベント告知POPです。

年に1回しか行わない大きなイベントを行うときに作られたモノです。

 

直売所さんのイベントPOP

ある直売所さんが描かれたイベントPOP

 

地元の魚屋さんが来ての「マグロ解体・実演販売」がメインイベント。

このイベントPOPを事前(1ヶ月くらい前だったかな)につくりました。

そして、売場に貼りました。

レジ前にも。

 

…あと、1つのポイントなんだけど、レジでも配りました。

買い物に来られたお客さんのレジ袋に、

「今度、こんなイベントします」

「マグロの解体、実演販売もします」

「お子さんもお連れくださると楽しんでいただけると思いますよ!」

こんな感じで声かけをされました。

 

当日、僕もお店へ行ったけど大盛況でした。

 

お店の前にも行列ができるくらい盛況でした

地元ケーブルTVやお店の前にも行列ができていた

 

 

「より多くの人に知ってもらうには、どうすれば?」

「その告知媒体を持って帰ってもらうことはデキないか?」

いろいろ告知の仕方も意識してみたいですね。

 

というわけで、今回のご相談の回答になっているか!?

かなり微妙ですが、お話をいただき頭に浮かんだことはこんな感じです。

以前の直売所さんの事例を交えながら、ご紹介いたしました。

 

 

 

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名・売場30坪の産直店で年商1.3億円を達成し、全国の自治体から視察も殺到。 現場から学んだのは「現場が主体的に取り組むことで、チームの雰囲気も業績も劇的に変わる」ということでした。 現在は、直売所・道の駅や小売店舗の現場に入り込み、販促や人材育成をサポート。 「小さな成功体験がチャレンジしたくなる文化をつくる」を信条に、累計200社以上で実践支援を実施。 上場企業でのセミナー受講者は延べ3,000名超え。飾らないフランクなコミュニケーションが現場に浸透すると定評があります。 プロフィール詳細を見る →