「日本一、美しいトイレを目指しています!」
こんな看板が立ち寄った先の
コンビニに掲げられていたら…
あなたはどんな風に感じますか?
以前、娘と釣りに行った時のこと。
行く場所は大体決まっていて
自宅から20分くらいで行ける海なんです。
その途中、コンビニに寄り
コーヒーやおやつを買うのが
二人のパターンになっています。
っで、その立ち寄った先のコンビニで
トイレをお借りしながら
便器の前でふと思ったんです。
「あんまり綺麗なトイレじゃないよな」
「どうして綺麗に掃除されないんだろう?」
トイレをお借りしておいて
言うのも恐縮なのですが、
トイレって掃除すれば綺麗になりますよね。
トイレが綺麗な方が
お客さまも気持ちいいです。
もっと言うと、
トイレが綺麗なお店は
他のことにも気を配られるお店。
ポジティブな印象も
つきやすいと思うのです。
っで、ここで伝えたいのは
トイレは綺麗にしておきましょう!
ということではありません。
トレイを綺麗にしていたら
お客さまは集まって、人気店になる
という話でもありません。
ふと思ったのは、
トイレをめちゃくちゃ綺麗にして
ピッカピカにして、
例えば、
「日本一、美しいトイレを目指しています!」
という看板を店頭に掲げれば
どうなるのだろう?
ちょっとした話題にならないか?
と思ったのです。
自分も産直店で働いていたとき
トイレ掃除をしていたので
よく分かるのですが
汚く使われるとムカつくんです。
「タダで貸しているのに
こんな使い方はないやろ?」
「もうちょっと綺麗に使って-や」
よく思ってました。
ただ、トイレって、
どうせ綺麗にしなきゃいけないものです。
お店をオープンする以上
汚いまんまにはできません。
だったら、メチャメチャ綺麗にして
お客さまを仰天させる。
「きれいに使わなきゃ」
と感じさせるくらいに
ピッカピカにする。
さらに、
「日本一美しいトイレを目指しています!」
訴えることで、お客さまを
集められないか?
日本一のトイレを掲げることで
話題にならないか?
そんな風に思ったのです。
実際のところ
トイレを綺麗にして話題になるか?
お客さまが来てくれるのか?
分かりません。
世の中そんな甘くない
とも思っています。
ただ、今回の一件を通じて思ったこと。
トイレ一つをとっても
選ばれるチャンスは生み出せる。
結果はやってみないと分かりませんが
選ばれる理由は発想の転換次第で
どこからでも生み出せる。
ヒントは身近に転がっている。
あらためて思ったことでした。
コンビニさん、いつもトイレを
使わせていただき、ありがとうございます。
これからも立ち寄らせて
いただくと思います。