業種によって、まだまだ浸透していない手書きPOP。
あるいは実践されているけど、成果(売上)につながっていない手書きPOP。
いろいろ実感します。
例えば、パン屋さん。
僕も大好きなので、よく買いに行くんです。
いろんなお店を巡らせてもらうけれど、手書きPOPを実践されているお店。
少ないと思います。
(どうでしょうか?)
もしも、あなたがパン屋さんを営まれているのなら、まだまだチャンスは眠っていると思います。
1ヶ月で主力商品の売上が143%になったパン屋さん
実際に関わらせてもらった、あるパン屋さんの話。
そのお店では、手書きPOPを導入することで主力商品の単品売上が143%になりました。
サポート開始翌月に、結果としてあらわれました。
訪店1ヶ月目、
まず、店主さんに、
「手書きPOPやると、いいことあるんですよ。売上も伸びるんですよ。
一緒に取り組んでいきましょう」
といった感じで、手書きPOPの重要性を共有してもらいました。
そしてマインドの部分だけじゃなく、書き方についても店主さんとマンツーマンで指導しました。
はじめに書き方をお伝えして、その後、目の前で実際に手書きPOPを書いてもらいました。
時折、店主さんの筆が止まったら、こちらから質問を投げかけて。
「どうして、●●は、、、、なんですか?」
「どうして、、、、こだわりを持っていらっしゃるんですか?」
店主さんの思考が常にプラスに、プラスになるように働きかけていきました。
初日は、主力商品の手書きPOPを1枚仕上げてもらいました。
僕が滞在したのは、3時間。
その間に、1枚を完成。
そして、そのPOPを実際に売場に設置。
次回1ヶ月後に訪店するときまでに、反応を確かめてもらう。
そんな約束をして、その日はお店を後にしました。
1ヶ月後、お店へ訪問
約束していた日に、またそのパン屋さんへ。
そして、前回からの1ヶ月間の報告をヒアリング。
例の主力商品の手書きPOPの結果も、お聞きしました。
店主:「いやぁ、結構売れてる感じでしたよ」
僕:「結構って、どれくらいですか?」
店主:「うーん、、、、」
店主さん、きちんとその商品の売上数値を抑えられていませんでした。
手書きPOPを設置してから1ヶ月間。
どれくらい売上に変化が出たのか?
追跡されていなかったんですね。。~~;
余談ですが、まぁ、よくあるんです。僕がお伺いするお店さんでは。。
(というのも、小規模店が多いので売上データを残すみたいな機械がないんですよね)
なので、売上数量を調べるときには、【仕入数】から【在庫数】を引いて、、、といったことをよくやります。
そのパン屋さんでは、幸いレジから1ヶ月間の売上データを拾うことができました。
レジで、カシャカシャカシャー
記録を出してもらいました。
すると、前月の売れ数700個に対し、手書きPOPを設置後の1ヶ月間の売上は1,000個以上の数値として表われました。
「もぅー、きちんと数字を追ってくださいよー。
こうして数字で成果が出ているのを見ると、モチベーションが高まるでしょう。
やったことが売上につながっている、ってヤル気になりません?」
そんなことを店主さんに冗談交じりで言ったのを憶えています。
っと、このように、今回の事例としてご紹介したお店はパン屋さんでした。
が、パン屋さんに限らず、他の業種でもまだまだ可能性は眠っています。
小売酒屋、薬局店、、美容院、和菓子、洋菓子店、、、、、etc 他にもいっぱいね。
手書きPOPを実践することで、伸びる要素は多いです。
業種によって、まだまだ浸透していない手書きPOP。
あるいは実践されているけど、成果(売上)につながっていない手書きPOP。
早いタイミングで実践したほうが有利です。
同業他店が実践、成果を上げられるより前に、ね。
いろいろとトライされてみてくださいね。