手書きPOPっていうのは、商品を売るのが苦手な方には超お役立ちツールです。
うまく使えれば、非常に心強い相棒になってきます。
あなたが商品を売らなくても、手書きPOPが代わりに売ってくれる。
あなたの代わりに、お客さまへ商品の話をしてくれる。
そんな存在になります。
「商品は売らなくてイイ」
以前、大阪でセミナーをした時にある美容室のオーナーさんがこんな話をしてくださいました。
もともと商品を売るのが苦手。
商品の話をしているときに、お客さまの顔見れない。
ものすごくしんどそう顔をして、話を聞かれているのが見ると苦しくなる。
だから、うちでは商品を薦めるのを止めていた。
美容室っていうと、店販の商品があるわけです。
シャンプーとか化粧品関係のものが。
それらをお客さまに買っていただくために商品の話をする。
美容室では、定番な光景だと思うんです。
しかし、お客さまにしたら、
「もう、売り込まれてるー」
っていう風に感じられている。
というのを、その美容室のオーナーさんもみずから感じられていたわけです。
っで、お客さまのそのしんどそうな顔を見るのが、苦しかった。
だから商品の話をするのを止められました。
スタッフさんにも、
「商品は売らなくていい」
「商品の話をお客さまにしなくていい」
そう指示されていたそうです。
しかしあるとき、オーナーさんは手書きPOPのことを知ります。
というか、以前からご存知だったんだと思います。
手書きPOPを実践される機会と出逢った、というほうが適切な表現かもしれません。
偶然、僕が無料で配布している「手書きPOP7つの極意」を知られた。
そして、ダウンロードして読まれた。
手書きPOPをお店で実践されました。
年に5~6本だったのが、月に56本売れた
書かれたA4サイズの手書きPOPをラミネート。
鏡の横に設置されました。
POPを書いた商品は、1本3,240円の化粧水。
以前は、だいたい1年で5~6本売れていた商品。
その商品が、なんと58本も売れたそうです。
【年間売れ数:5~6本】⇒【月間売れ数:58本】
すごいですよね。
っで、その売れるようになった変化を詳しくお聞きすると、こんなことをおっしゃっています。
こちらから商品の話をしなくても、お客さまの方から聞かれるようになった
そう、とられているスタンス的には以前と同じ。
商品の話をして、お客さまがいやな気持になられるのイヤ。
だから、こちらからは特に積極的なアプローチはしない。
ただしかし、手書きPOPを設置されたことで起きた1つの変化があった。
「お客さまから商品のことを聞いてこられるようになった」
ということです。
今回の美容室さんのは、手書きPOP実践後の変化が特に顕著なケースです。
ただ、ここまで極端な変化とまでいかなくても、僕のまわりでは結構いらっしゃいます。
手書きPOPをつけたら、今まで売れていなかった商品が売れるようになった。
驚いている。
っていうご報告をごく日常的にいただきます。
「商品を売るのが苦手、、、」
「どう、お客さまへ商品の話をしていいのか分からない、、、」
そういう方には必須ツールとして、手書きPOPを活用していただきたい。
そう思ってます。
今回の美容師さんのように、売上的効果も上がる。
そして、何よりへんなストレスが減るんじゃないかな。
「お客さまにどんな風に商品の話をしたらいいんだろう?」
っていうね。
手書きPOPを通じて、より多くのかたに仕事をさらに楽しんでいただきたいです。