昨日、地元高知のカルチャーセンターで「筆文字教室」をさせてもらってきました。
ある意味、僕の初めての試みです。
というのもね、普段は、ご商売やお仕事で筆文字を使われる方へ向けてのセミナーが多いんだけど。
昨日のは、ほぼ一般の方が対象で。
日々の生活の中で、筆文字を取り入れていく。
そんな皆さんと時間をご一緒させていただきました。
筆文字を書くと、楽しい
昨日、教室をやりながら感じたことがあったんです。
それは、「筆文字を書くと、楽しい気持ちになれる」っていうことです。
男性女性、年齢も関係なく、
筆ペンを持って、文字を書いていると、自信が生まれて思わず笑顔になれる。
昨日の講座は2時間だったけど、参加者の皆さん、ほんとそうだった。
・・・講座が始まってしばらくは、
「もう、字を書くのが苦手で、、、広告に字がヘタでも大丈夫って書いてあったから、、、」
みたいな感じで、ものすごく恥ずかしそうにされていた参加者のみなさん。
それこそ、僕が話しかけても遠慮がちで。
チョットうつむきながらお話しされる感じだった^^
(初めてで恥ずかしいというのもあるんだろうけど)
その皆さんが、時間が経つにつれ、筆文字を書くことに慣れていくにしたがって、、、
お顔が変化していったんですね。
笑顔が出てきて、何か僕がお聞きしても、
「そうなんですよー!」
ポン!と返してくださる。
(声の大きさやハリも全然違う)
明らかな変化が現れる。
答えも間違いもない、だから自信につながっていく
初めは、まわりの方の書く字がけっこう気になるんです。
「みなさん、あんなお上手に書かれているのに私のは、、、」
っていう感じでね。
だけどね、時間が経っていくと、
「なーんだ、何となくつかめてきかも、こんな感じもイイじゃん」
って、ご自身の字を受け入れられるようになる。
愛着を感じるようになるんです。
その理由は、筆文字には答えも間違いもないから。
こうして書かなきゃイケない、という正解もない。
逆に、こんな書き方はダメというのもない。
だから、自分で書く字を受け入れられる。
そして、徐々に自信を持てるようになるんです。
・・・昨日の2時間の教室、最後のほうには皆さんその感じが現われていましたけど、
皆さん、「書く」という楽しみを感じられたと思う。
はじめ抱いていた「書く」ことへの抵抗感。
「字に自信がない」っていう思い。
そんなのを忘れて、
「これで良いんだ」
「こんなのも」
って、自信を持てる。
僕も初の試みで、「楽しみ」という感情の裏には、「ドキドキ」感が満載でしたけど(笑)
楽しい時間を過ごさせていただきました。
●他の参加者さんのご感想も一部ご紹介しておきますね