臼井です、
お店には2つのタイプが
存在します。
1:売れているものを売るお店
2:売りたいものを売るお店
この2つです。
どちらが良い悪いの問題では
ありません。
2つのやり方が存在する
という意味です。
小さなお店が目指す道
ただ、個人的には
小さなお店は、後者、
「売りたいもの売るお店」
を目指した方が売上につながりやすい。
業界で売れているものを売る
お店は大手向き。
小さなお店が底を狙うと
ドツボにハマる。
そう考えています。
2つのお店
前者、売れているものを
売るお店とはどういうものか?
もの凄く分かりやすく言うと
NB(ナショナルブランド)商品を
バンバン売るお店です。
NB商品って、価格もお手頃です。
お客さまに取って買いやすい
価格帯が多いです。
おまけにCMなどで宣伝しているので
お客さまの認知度も高い。
売れやすい、というわけです。
しかし、デメリットもあって。
NB商品は、大手量販店さんが
必ず売る商品です。
しかも特売をやることも多いです。
例えば、ペットボトルのお茶の
伊右衛門。
大抵の量販店さんなら
売られていますよね。
しかも特売とか値段を下げて
売られていることも多いのでは
ないでしょうか?
この伊右衛門
地域のご家族経営の小売店で
販売するとどうなるのでしょう…?
売れると思いますか?
…何だかちょっと厳しい感じ
しませんか?
「臼井さん、小さなお店で
伊右衛門を売っても売れないですよ」
もし、そう感じたのでしたら
あなたはご商売センスばっちりです!
(エラそうにごめんなさい(笑))
だって、よーく考えると
分かりますが、
大手量販店でも販売する商品を
地域の個人店やご家族で経営される
お店さんが販売する。
正直、勝負にならないと思うのです。
どう考えたって、価格は
大手の方が安くなりますよね。
お客さまはどちらのお店で
買いたいか?
明確です。
とはいえ、
「そんな事言っていたら
何も売るもの無くなりますよ」
という意見もあると思います。
地域のお店にNB商品である
伊右衛門を求めるお客さまも
いると思います。
なので、ポイントは
「何をメインで売るか?」
です。
コカ・コーラみたいな
どこででも売られている商品で
小さなお店は収益を上げにくい。
大手とどは土俵をずらす
必要があるんじゃないか、
と思うのです。
地域のお店さんの選択肢は
2つです。
業界で売れているものを
販売するお店を目指すのか?
自店独自の売りたい商品を
販売するお店を目指すのか?
繰り返しですが
良い悪いの問題ではありません。
どちらを目指すのか?
あなたの選択です。
ただ個人的におすすめするのは
大手と同じ道を歩まない。
大手と同じ土俵で戦わない。
土俵をずらすことが
地域の小さなお店の生き残る方法
ではないか、と考えます。