このブログへたどり着かれる何割かの方が、
「ブラックボードの書き方」に非常に高い興味を持たれています。
手書きPOPは勿論なんですが、同時に、ブラックボードへの興味も高い。
読者層をみていると、すごく感じます。
そこで、今日お伝えするのは、ブラックボードの話。
中でも特に、
「伝わるブラックボードを書くには、どんな事を書けばいいのか?」
ここを一緒に考えていきたいと思います。
伝わるブラックボードが書ける、3ステップ
今からお伝えするのは、あくまでも、「伝わるブラックボード」についての話です。
ブラックボードを書いて、
- お店に興味を持ってもらう
- お客さまに入店してもらう
という目的を実現するための内容です。
「きれいな、お洒落なブラックボード」を書くためのステップではありません。
もしも、そこを求めていらっしゃるのなら、お役に立てませんのでね。
ご了解くださいね。
では、いきましょう。
ステップ1.キャッチコピーを考える
まず、1番はじめに考えていただくのは、ブラックボードの中のキャッチコピーにあたる部分です。
今からお伝えする内容に沿って考えた言葉。
これが最終的に、あなたのブラックボードのキャッチコピーになります。
しかも、お客さまに驚きを与え、興味をもってもらい、入店につながりやすい言葉にです。
っで、まず見ていくのが、あなたが見込み客。
これから顧客になってくれる方。
この人たちの気持ちを刺激し、興味を持ってもらうための言葉です。
そのためにポイントとなるのが、上記の見込み客が抱いている「固定観念」。
ここを刺激します。
少し言い方を変えると、固定観念を覆すのです。
…具体的には、こんな風に考えていきます。
驚きを与え、興味を抱く言葉
見込みが興味を持つあなたの商品がありますよね。
その商品に関して抱いている、固定観念を考えます。
たとえば、手書きPOPを商品として例にすると、、。
手書きPOPを実践したいと考える方が抱く、固定観念。
それは、
手書きPOPには、かわいい字やイラストが必要
こんな意識を持たれているんです。
でもね、専門家の視点からいうと、
手書きPOPで成果を上げるには、かわいい字もイラストも必要ありません。
書けなくても、十分、商品を売ることができます。
むしろ、きれいな字を書かなきゃいけない、、、という気持ちがかえって、邪魔になっていることが多いんです。
なので、ここを突くのです。
そして次は、その今考えた固定観念を覆します。
見込み客の感情を刺激します。
そして、興味を持ってもらいます。
例えば、こんな感じ。
ご存知ですか?
かわいい字やイラストが書けなくても、売れるPOPは書けるんですよ。
…なんとなく、イメージつきますか?
あなたの見込み客が抱いている、
「●●といえば、▲▲だ」
という固定観念。
ここを、あなたという専門家の視点から、覆してあげる。
顧客の知らないことを教えてあげる。
新しい気付きを与えてあげるんです。
すると、お客さまは、あなたの発言に「ハッ!」と驚き、自然と興味を持ってくれます。
興味を持つ言葉を探すヒント
とはいえ、
「お客さまが興味を持つ言葉を探せ」
と言われてもピンと来ないかもしれません。
そんな時は、こう考えてください。
「ご存知ですか?…」
の後につづく、言葉を考えるのです。例えば、
- ご存知ですか?
かわいい字やイラストが書けなくても、売れるPOPは書けるんですよ。 - ご存知ですか?
納豆を食べすぎると、女性ホルモンが増えて●●になるんですよ。 - ご存知ですか?
朝1番に冷たい水を飲むのは身体に悪い、というのはデタラメなんですよ。
というような感じです。(2.3.は咄嗟にいま考えたので、かなりデタラメかもしれません)
「ご存知ですか?」の後に続く言葉は、お客さまにとって固定観念を覆される内容。
なので、ハッと驚く。
あなたのメッセージが新鮮な情報に聴こえる。
興味を持ってしまう。
というわけです。
そして、冒頭でお伝えしたようにここで考えた言葉が、ブラックボードのキャッチコピーの部分になってきます。
しかも、お客さまに驚きを与え、興味を持たせる。そんなキャッチコピーに、です。
…まずはとにかく、あなたのお客さまが興味を持ちそうな商品を考える。
次に、その商品に関してお客さまが抱く固定観念を考える。
そして、その固定観念を覆す情報を伝えてあげる。
これが、「伝わるブラックボードが書ける」ステップ1になります。
つづいてのステップ2は、「お客を惹きこむメッセージ」です。