手書きPOPっていうと、商品やサービスの価値を伝えるモノ。
こう捉えられているのが一般だと思う。
・・・なんだけど、
実は、手書きPOPにはもっと他にも生み出せる価値があるんです。
その1つがお店のウリ(個性)を創りだす、ということ。
・・・少し古いデータなんですが、
2011年発表の調査によれば、全国に2009年度時点で直売所って、16,812施設あるそうです。
この数は、コンビニ最大手のセブンイレブンの当時の数(約15,000)を大きく上回っているそうです。
いや、ゴメンナサイ、いきなり直売所の話をしちゃいましたけれど、、、
直売所って、なんとなくイメージつきますか?
よく地方にいくと(今だったら郊外へ行けば都会でもあるのかな)、見かける農産物を売っているお店。
生産者の名前が入った野菜が売っていて、価格も比較的安くて、、、みたいなのです。
ボク、自分自身が大阪のお店にいたとき、そんな感じのお店で働いていたんですね。
だから、モノスゴイ思い入れもあって。
それに、昨日そんな打合せもあって、ふと思ったことなんです。
・・・っで、その直売所。
高知県でも200店舗近くあるんです。
いまいちイメージつきにくいんですけど、結構な数ですよ。
だって、車で走ってるでしょ、
そしたら、30分も走ってれば、大概1軒や2軒は直売所を見かける、
通り過ぎていると思うから。
それくらい、色んな場所に直売所が立っているんです。
(高知でいえば、もうコンビニと肩を並べる存在感じゃないかな、っていうくらい)
でね、その直売所
だいたいが同じようなつくり、お店の感じになっているんですよ。
見た目的にも、売っているモノも。
売られているモノっていうのは、農産物がキホン限定だと思うんで、ある意味仕方ない。
そんな部分だと思うんです。
なかなか、そこで違いを追及していくのは、しんどい部分だと思うんです。
・・・ただね、どうなのかな、、、
お店の作り方とか見せ方っていうのは、やり方によっては、まだまだ個性を出せると思うんです。
例えば、手書きPOP、
それも、たくさんある方法のなかの1つ。
商品一つひとつに手書きでPOPをつける。
つくっている生産者って、どんな人なのか?
生産者の紹介POPを手書きで書く。
できれば、、、
「私って、こんな人間なんです。
こんなことが好きなんです。」
そんな手書きPOPにしてみる。
それをお店中に並べる。
徹底的にですよ。
すると、そこに、
そのお店のウリ(個性)が創りだされるんです。
そんな流れができてくるんです。
あのお店は、POPのオモシロいお店。
あのお店へ行けば、なにかオモシロい。
そんな個性が、お客さんのココロの中、頭の中に植え付けられる。
そして、それがそのお店の価値になるんです。
手書きPOPっていうと、商品やサービスの価値を伝えるモノ。
そんな風にとられることが多い。
だけど、実は、もっともっと享受できるメリットってあるんです。
僕は、大阪で働いていた産直店で、ほんとオモシロいくらい実感しましたから。