「お客さんは買いたいモノを探してる」
最近、よく感じることです。
僕自身がそうなんだけど、欲しいモノって中々なくて。
買い物に行ったりしても、カタログとかを見たりしていても、
「コレ、買いたいなぁ」とか
「コレ、オモシロそう!」とかっていう感情があんまり湧かなくて。
(物欲なさ過ぎっていうのも要因かも、、、だけど(笑))
・・・昨日も書いたように今のお客さんって、
「安いモノを探してる」
っていうより、
「何かオモシロいモノを見つけたい」
こっちの欲求が強いように思うんです。
でね、「やっぱり、そうだ!」
って、今話したコトを実感させる、そんなデキゴトが昨日もあったんです。
「なにかオススメなーい?」って、お客さんから聞かれる
昨日ね、僕がやってるサポートの「手書き販促クラブ」の会員さんと電話相談の日だったんですね。
その中で、話していた会員さんのお一人。
実店舗を持たれず、カタログなどで商品を販売される女性の方(以降、Sさん)がいらっしゃって。
そのSさん、今月チラシを活用されて順調に売上られているんです。
もう、昨日の電話の声のトーンからも、その絶好調ぶりが伝わってくるくらいにね(笑)
っで、話の中で、Sさんがおっしゃっていたコトの1つに、ちょっと興味深いくだりがあったんですね。
今月、手書きチラシをつかってオススメ商品を販売されているSさん。
堅調に売上を伸ばされている。
そのSさんがお客さんと会ったり、電話で話されていると、お客さんの方からこんな言葉をかけられるそうです。
「何かオススメな~い?」
って。
お客さんって、買いたいモノを探してる
普通だったら、売り手の方(今回だったら、Sさん)から商品を売るためにオススメをするじゃないですか。
売上も上げたいし。
でもですよ、今回のSさんの言葉は少し違う。
「お客さんの方から”何かオススメない〜?”って、聞かれる」
っていうんですよ。
まるで「何かオススメしてよー」って言わんばかりにです。
冒頭の話じゃないけれど、
「安いモノを探している」
そんなお客さんばかりじゃなくて、
「なにか面白いモノないかなぁ?って、買うモノを探している」
そのようなお客さんもいる、っていうコトを実感させる話です。
・・・私感も込めていうと、お金を使う場所を探している、というか。
よく言われているコトバだけど、
「心を満足させてくれる、充足させてくれる」
そんなお金の使い方を求めているんでしょうね。
「お客さんが求める何か面白いモノ」っていうのは、何も突飛な商品じゃなくてイイ。
他のお店で売られていない、ユニークな商品が勿論いいんだけど。
何よりも重要なのは、
「お客さんに、コレ、オモシロそう!」
そう思ってもらえる伝え方。
オススメの仕方。
今回ご紹介させていただいてSさんが順調に売上られている商品も、10年以上前から販売されていた商品です。
ただ、今年は、いつもとチョット伝え方を変えた。
そしたら、いつも以上にお客さんに悦ばれるようになった。
ココの違いなんですね。