週に1回。
月に4日。
これが、大阪時代の休日でした。
この限られた時間に楽しみにしていたこと。
2つだけありました。
休日にやっていた2つのこと
大阪の産直店で働いていた時、僕の休日は月に4日でした。
その数少ない休日を満喫しようと、いろいろ試行錯誤してたのですが、、、
僕が休日に決まってやることには、だいたいパターンがありました。
1つ目は、休日、、、というよりも前の晩。
休日前の夜に、映画館で映画を観ることでした。
お店が閉まるのが、19時。
シャッターを閉めて、後片づけをして、、、お店を出るのがだいたい20時くらい。
そこから、よく映画館へ行ってました。
レイトシアターっていうやつですね。
仕事を終えた充実感と、翌日は仕事が休み、
っていうなんとも言えない、幸せな気持ちを味わってました。
これが、僕の休日(前)の楽しみの1つでした。
そして、2つ目。
パン屋さん巡りをよくしてました。
ここでも、ちょこちょこ話してるんですが、僕、パンが大好きなんですね。
それは、10年前。
大阪に住んでいた頃からのことで。
週に1回の休日の日には、朝からパン屋さん巡りをしてました。
朝、7時に起きて。
週に1回の部屋の掃除をして、洗濯をまわし、布団を干して。。
ひと段落した頃、だいたい9時ごろかな。
そこから出動です。
チャリで当時住んでいた大阪(茨木市)のパン屋さんを巡りをしていました。
事前にだいたい行くお店の目星はつけてるんです。
「今度の休みには、ここのパン屋さん行こう、、」
みたいなね。
お店でパンを買う。
その後、だいたい公園へ行って、そのパンを食べるんです。
お気に入りの公園が2~3か所あって。
そこで、食べる。
これもほぼ決まっていたパターンです。
そして、ここからが1つのポイントで。
- 【休日】&【映画】
- 【休日】&【パン】
- 【パン】&【公園】
実は、この組み合わせがカギになっていて。
おそらく、どちらか(パンを食べる。映画を観る)単体では、ダメだったと思います。
両方が揃ってこそ、僕が休日を満喫できていた。
この組み合わせこそが、欠かせなかったんです。
訴求力を上げるヒント
何か商品を売る。
アピールする。
手書きPOPにメッセージを書くときに、実はいま話した組み合わせ。
これが1つのヒントになってきます。
例えば、あなたが売りたい商品があるとしますよね。
その商品の手書きPOPを書こうとした。
そこで考えるメッセージ。
商品単体で考えるんじゃなく、「組み合わせ」を意識してみるのです。
そのあなたが売りたい商品は、
- どんな時につかう(食べる)のがオススメなのか?
- どんなシチュエーションで?
- 誰と使うとよりオススメ?
- ・・・・
【商品】+【・・・】の組み合わせで、その商品の魅力伝えてあげる。
- 場所
- 状況
- 人
- 時間
- 時季、、、、
といった要素を組み合わせてみる。
その商品をつかうときのシーンを想像する際に、
「単体で考えるよりも、組み合わせた方がイメージしやすい」のです。
…おそらくですけど、僕は、
パンを自宅で食べていても、その美味しさをあんまり満喫できなかったでしょう。
平日に食べても、その美味しさは半減していたと思います。
映画も休日前の晩だったから、より「幸せ感」が増したはず。
【モノ】だけじゃなく、プラス【・・・】と一緒に考えてみる。
少し意識してみると、今度あなたが書かれる手書きPOPも違ってくるのでは?
そして、お客さまへの伝わり方もまた変わるのではないでしょうか?
追伸:
お客さまへの訴求力をアップさせたい方へ
「高く売ることが苦手な人が、ちょっとした工夫で顧客単価をUPさせる方法」