店舗を運営する立場の方の場合。
ご自身1人でPOPを書くのでなくて、まわりのスタッフさんにも書いてもらう。
こんなシチュエーションが出てきたりしますよね。
…お店のスタッフさんが書かれた手書きPOPが売場に並んでいる。
実はこれって、お店全体の価値や魅力UPにつながってくる話です。
お客さんからすれば、1人だけじゃなくいろんな店員さんの書かれたPOPが見れる。
お店へ行く楽しみの1つになってきますからね。
なので可能であれば、お店のスタッフさんを巻き込んで手書きPOPに取り組んだ方がイイんです。
というわけで、今日はスタッフ(特に手書きPOPに慣れていない)の方に、POPを書いてもらうようお願いする。
その際に、どんなことを意識するとみんな書きやすくなるのか?
苦手意識を持たずに書けるのか?
この辺りについて、考えてみたいと思います。
手書きPOPが苦手なスタッフさんに書いてもらう場合
苦手意識を持たれているスタッフさんに、手書きPOPを書いてもらう。
手書きPOPをはじめて書かれる方に、お願いをする。
そんなときに、どんなコトを気を付けるか?
実際、僕が企業さんなどで手書きPOPのセミナーや研修をするときが、まさにこの感じなので。
僕がお願いする立場だったとしたら、、、で考えてみますね。
いくつか方法はあるんだけど、ちょっと挙げてみます。
- 「見た目は気にしなくてイイよ。見た目と成果は比例しないから」と伝える
- 「あなたの好きな、想い入れのある商品からPOPを書いてみよう」と勧める
- 実際に書いた手書きPOPの見本や、成果の上がりやすい型(書き方)を示して上げる
- 書けたら褒める(フォローする)
- 初めから成果を期待しない(スタッフさんにも伝える)
などなど、今パッと思い付いたのはこんなところです。
特に、僕だったら1番気にするのは、書き方を伝えるところ。
手書きPOPのセミナーをやっていても、よくあるんですけどね、
POPを書いたことのない方って、何を書いたらイイのか?・・・の状態です。
「何でもイイから手書きPOP書いてね」
とお願いされても、、、フリーズして筆が進みません。
何を書いたらイイのか分からないから、、、。
なので、なるべく、
「例えば、こんな風に書いて」
といった感じで、事例を出してあげながら具体的に書き方を伝える。
初めは、ある一定の型に当てはめて書きあげる。
その方が書きやすいし、成果にもつながってきやすいです。
質問して答えを引き出す
あとは、質問しながら一緒に考えるというのも方法です。
例えば、
「●●さんは、この商品がどうしてオススメなの?」
「お客さんには、いつもどんな話をしてオススメするの?」
「この商品のどこが好きなの?」
みたいな感じで、いろいろやり取りしながらアイデアを引き出す方法です。
っで、返事がきたら、
「おっ、それイイじゃん」
「それ、響くよ。そのまま紙に書いてみたら?」
みたいな感じで背中を後押しする。
そして、はじめから過度に期待しない。
まずは書くことに慣れてもらうのが先決です。
あとは、POPを書くのが苦手な方の共通点として、
「見た目を気にする」
「見た目=成果」
の先入観を持たれている方が多いです。
ここのハードルを取っ払って上げるのも、前へ進むための大きな一歩になってきます。
…ご自身で書いたPOPで成果が上がる。
オススメした商品が売れる。
これって、仕事への「やりがい」につながってきます。
スタッフさんの仕事への取り組む姿勢がガラッと変わってきます。
なので、手書きPOPを書けるようになってもらいたいですよね。
最終的には、冒頭でお伝えしたように、お店全体の魅力UPにもつながってきますので。
スタッフさんにもPOPを書いてもらわなきゃイケない立場の方は、ぜひトライしてみてくださいね!
今日の話を参考にね。