ある高校の講義でのこと。
テーマは、起業でした。
情報ビジネス科の生徒たちが対象で、普段から販売や販促を学ぶ子たちです。
その学びの一環で、
「起業って、どういうものなのか?」
「会社勤めと何が違うのか?」
「どういうキッカケで起業するのか?」
実際の体験者から聞いてみようとなったようです。
起業って、何なのか?
今回の機会をいただいて、自分の人生を振り返るというか、起業と会社(組織)勤めの違いなど改めて考えました。
その中で個人的にも学べることが多くあったので共有いたしますね。
その学びの1つが、
「仕事って、何なのか?」
ちなみに、あなたに質問です、
「仕事って、何ですか?」説明してください。
と言われたら、どう答えますか?
・
・
・
どうですか、、考えは、まとまりましたか?
「会社勤め」と「起業」、最大の違い
授業のなかで生徒たちと、
- 会社・組織で勤める
- 起業する
この大きな違いって、何なのか?
考えていくと、
- 会社・組織勤め=仕事(役割)がある
- 起業=仕事(役割)を創り出す必要がある
そんな話になったのです。
さらに、
「じゃあ、そもそも仕事って、いったい何なのか?」
となったときに、生徒たちにこう伝えたんです。
—————————–
仕事とは、人の役に立ち、そして対価を受け取ること。
—————————–
ちょっとキレイごとに聞こえますが、臼井個人の仕事に対する定義です。
仕事って、何なのか?
勿論、様々な考えがあると思います。
人の役に立つだけだと、ボランティアの場合もありますよね。
仕事として成り立たせるには、対価を受け取る仕組みを創り出す。
ここが一つポイントになってくる気がします。
組織で働く場合は、仕組みがある程度出来上がっているので、例えば毎月、給料ももらえる。
しかし起業の場合は、
- 人の役に立つことを見つける
- 対価を受け取る
- 1と2を継続的に回す
これら3つが必要になってくる。
だけど案外、2と3のパートが苦手、そんな方も多いんじゃないか?
ちょっと思ったのです。
会社勤めと起業、どっち?
ちなみに20名弱の生徒たちに、
「現時点で、会社(組織)勤めと起業、どっちに興味がある?」
質問すると、約8割が、会社勤め。
2割が、起業。
よく言われるように今の子って、堅実派というか、現実を見ているのか。
それだけでは片づけれないというか。
地域性とかもあるかもしれませんね。
臼井の場合は、両方を体験し、最終的には起業が合っている。
「起業してよかったな」
そんな着地点になっています。
※今回一緒に起業を学んだ学校はこちらです。