このような声をよくお聞きします
- 「従業員にもっと自主的になって欲しい…」
- 「地域を盛り上げたいけど、まとめる人がいない…」
- 「率先的に前を切れる人がいれば…」
企業の管理職の方
行政や自治体の方からよく耳にする
お言葉です。
東京からコンサルタントを雇う。
ワークショップを開催。
恐らく現状は変わりづらいと思います。
ただノウハウを投入するだけでは
人は動きません。
大手の事例を並べ立てても
人の心は動きません。
予算を投入するだけでも
現状は変わりません。
お店の業績を上げるにしても、
従業員が前向きになって率先的に
取り組まなければ物事は動きません。
さびれていく商店街…
人口減の歯止めが利かない
地方の地域。
「盛り上げるために何かを仕掛けたい」
とは思っても、とりまく関係者が
ヤル気にならない限り
状況は変わりません。
ただ人が集まるだけで
状況は変わらないまま。
時間もコストも無駄に終わります。
これは企業であっても、
自治体であっても同じだと思います。
ヤル気スイッチは誰しも持っている
私事で恐縮ですが、2018年8月時点で
訪問による支援企業数は82社。
支援回数は269回(オンラインサポートは除く)。
また大阪のアンテナショップ勤務の経験を活かし
高知県の「農林水産物直販所支援事業アドバイザー」として
直売所や道の駅の支援にも携わっています。
これまで支援した事業所は26社。
セミナー動員数は2千名以上。
非常勤講師として
大学校や専門学校、高校などで
講義も持たせていただいています(2018年度は4校)。
従業員さんにしても、
地元の農家のおばちゃんにしても、
これから社会にでも学生にしても、
みーんなヤル気スイッチを持っています。
初めはみんなOFFになっているけど
キッカケさえあれば、
パチンとONになるのです。
うまくノセてあげる仕掛けが必要です。
前のめりになって、自身で楽しみながら
前に突き進みます。
現状を打破しようと動かれます。
ある道の駅では…
毎月、自分たちでイベント企画を立て
お勧めしたい商品を決め
チラシや売場づくりをおこない取り組んでいます。
初めは他人任せだった従業員さんも
一致団結して自身の持てるスキルを活かし
取り組まれています。
やらされ仕事でなく
自ら前を向いた仕事は結果が生まれます。
成果も生まれやすいです。
ある地域では、地元の農家さんが集まり
「自分たちの商品を
どうやって売っていこうか?」
取り組んでもらいました。
その場で農家さんお一人おひとりの
写真を撮影し、自分たち『個人』を紹介する
POPを完成させました。
「化粧もしてへんのに絶対イヤー」
と言っていたおばちゃん達が
カメラを向けられると
ニッコリ満面の笑みでピースサインです。
あなたに1つお願いがあります。
「何かをしなければ…」
「このままじゃイケない…」
皆さん、本当は危機感を
持たれているのだと思います。
ただ動きだす、自分を変える
そのキッカケがないだけなのだと思います。
キッカケさえあれば、動きたい。
「現状を変えたい」
と思っているのだと思います。
今これを読んでくださっているあなたに
1つだけお願いがあります。
もしもあなたが、今の現状を変えたい。
「会社の従業員さんに
もっと積極的に動いて欲しい」と思われているのなら…
地域を変えたい。
「地域の皆さんにヤリガイを持って
現状を打開して欲しい…」
と思われているのなら、
まずは、そのキッカケを作ってあげてください。
キッカケ1つで人間は変われます。
地域は変わります。
現状は変わります。
様々な企業の従業員さん
地域の方々と一緒に取り組ませてもらい
実感する事実です。
ただノウハウを投入するだけでは
人は動けません。
ただ予算を投入するだけでも
現状は変わりません。
【ノウハウ】+【モチベーション】
この2つがうまく噛み合ったときに
人は動き、現状が変わり始めるのだと
個人的に感じています。
パチン!
ヤル気スイッチを入る瞬間は
意外と突然やって来ます。