売上の最大化。
これが今日のテーマです。
ゴールデンウイーク。
業種によれば、年間トップ3に入る
繁忙期かもしれません。
例えば、道の駅もまさにそう。
前職の会社も運営していましたが
夏のお盆に続く数字を上げる
超繁忙期でした。
ここでズッコケると、
年間の売上にも影響を与える、
『勝負時』
でもありました。
逆にいえば、
街の商店さんなどは、GWといっても
ピンと来ないお店もあるかもしれません。
30歳の頃、働いていた産直店が
まさにそうでした。
GWは、平日並みのお客さまの入りしか
なかったように憶えています。
何とも世間の流れから
取り残された気分で
冷めた感じを味わっていました。
前者、
『GW=勝負時』
のお店にとって、
ここで売上を稼がなければなりません。
来店者数の分母が多くなる分、
売上のアップ幅も比例して
拡大します。
逆に言うとズッコケると
下げ幅もデカいです。
可能な限り上げ幅を伸ばしたいのが
本音だと思います。
そこで今日考えるアプローチ策は
『売場から生み出す売上の最大化』です。
繁忙期の売場づくり
どんな意識づけをする事で
売上をMAXまで持って行けるのか?
考えたいと思います。
ズバリ結論から言います。
「売れるものを大量に売れ」
これが繁忙期に売上を最大化させる
販売法だと考えています。
要は、売れる可能性が高いものを
さらに売る工夫をする、
というイメージです。
ただこのままだと
「臼井さん、それって
当たり前の事じゃないの?」
「そんなの普段からやっていますよ」
一蹴されそうなので
少し補足します。
昨日もある道の駅さんの
GW対策の売場づくりのお手伝いを
させてもらってきました。
そこでやったのが、
- 売れるものを
- 多くのお客さまが
- 買いやすくする
には、どうすれば良いか?
という事でした。
道の駅の話でいえば、
GWはお客さまが、大量に来店されます。
店内はごった返します。
個人的な感想かもしれませんが、
商品選びに迷いたくない。
というのがあると思っています。
売場もお客さまの出入りが
ガンガン激しいので、
「うーん」
と迷って考えるのも
気忙しくと感じる。
それよりも、パッと見て、
「これ、売れてそうだな」
「人気そうだな」
商品を直観で選ぶ
購買パターンが多い
ように個人的には感じています。
ですので、
売場も可能な限りシンプルにする。
具体的には、
1番目立つ、売上を稼ぐ
一等地売場に、
- 売れる商品を
- 種類を絞り
- 大量に並べる
のがポイントだと考えています。
「GWはこれを買ったらいいですよ」
お店の意志を売場で
ズバッとお客さまに伝える。
「何を買えばいいですか?」
と質問される前に、
「これが売れています!」
「これをお勧めします!」
と訴えるわけです。
そのためにも、先ほど言った
- 売れる商品を
- 種類を絞り
- 大量に並べる
を実践します。
昨日の道の駅さんも、
『一等地売場』にGWの時期に
『売れる』ものを『大量』に並べました。
お客さまに迷わせないよう、
商品の種類も絞りました。
そして、
POPもなるべくシンプルに。
普段はメッセージ量の多い
伝えるPOPをお勧めする事も多いのですが
GWのようなお客さまの出入りが多いときは
短く、シンプルな言葉で
伝えるようにしました。
お客さまの入りが多いときは
売場にジーっとして、
「どれにしようかな?」
と考えるのも、しんどいと思います。
『悩む』=『買わない』
選択肢をお客さまがとってしまう
リスクがあります。
売上の最大化が図れません。
まずGWの売場では、
- 売れる商品を大量に
- 買いやすくシンプルに
- お店の意志(お勧め)を売場
この3つを意識して
売場づくりをすればOKだと思っています。
GW、書き入れ時のお店さんは
ぜひ、ぶっ倒れないように
体調管理なさってください。
そして売上の最大化を図りましょう。
ご健闘を祈っています。
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