あなたが売りたい商品。
その価値を最大化させるには、何を切り口にすればいいのでしょう?
その商品の良さを伝えるのに、最適な切り口ってなんでしょう?
…手書きPOPを書こうとすると、
- 見た目
- 言葉がけ
に意識がいくことが多いんじゃないでしょうか。
しかし、実際に売上につながるPOPを創ろうと思ったら、、
それよりもっと重要なことってあるんです。
「何てメッセージを書けばいいんだろう、、、?」
って、考えるよりもまず先に考えた方が良いこと。
サポート先の店舗でも、よく感じることの1つ。
だけど、多くのお店が抜け落ちている部分です。
メッセージを考えるより先にやっておくこと
それは、「訴求ポイント」の発掘です。
多くの場合、インパクトのある言葉とか、キャッチコピーを考えることに頭がいきがちですが、
その前に、
- 何を中心に伝えるのか?
- 伝える軸は何なのか?
その商品の訴求ポイントを見極めておくことが重要です。
具体的にお伝えしていきましょう。
例えば、あなたがトマトをPOPで売りたいと考えたい場合。
美味しい、甘いトマトが仕入れられた。
「よし、POPをつかって売っていこう」となった。
じゃあそこで、
あなたがPOPで何を伝えようと思われるか?
例えば、、、
「せっかく、こんなに美味しいトマトが仕入れられたんだから、、、
この美味しさをお客さまにも知ってもらいたい」
そう考えて、
- トマトの美味しさ
- トマトの甘さ
- 糖度の高さ
といった部分を、どうお客さまに伝えればいいんだろう、、、
そんな風に考えられるかもしれません。
そして、あなたの頭のなかには、
- どんな言葉で伝えたらいいんだろう?
- お客さまの目を留めるには、どんなキャッチコピーがいい?
- 何かインパクトのある言葉はないだろうか?
っていうことが、思い巡る。
ぐるぐるとメッセージのアイデアを色々と考える。
…こういうケース、結構あるんじゃないですか?
でもね、今日ここであなたに知ってもらいたいのは、それは順番がちょっと違うよ。
「美味しさ」を伝えるメッセージを考えるまえに。
もっと先に、違うことを考えたほうがいいよ、
っていうことなんです。
「美味しい」を伝えるのがベストなのか?
「このトマトは美味しい。甘い」
っていうことを、手書きPOPで伝える。
これも1つのアイデアです。
ただしかし、それよりも前に、このトマトを売るときに、
- POPには美味しさを中心にして伝えた方がいいのか?
- POPで伝えるべきポイントは、トマトの美味しさなのか?
- それがベスト策なのか?
を考えてみて欲しいのです。
…だって、ですよ。
「美味しいトマト」を売っている。伝えている。
そんなお店って、他にも結構ありそうな感じしませんか?
アナタのお店以外にも他のスーパーでも、自慢のトマトを仕入れて。
そのトマトの美味しさを伝えているお店、ありそうじゃないですか?
【食品】=【美味しさ】
ごく当たり前のようにみんな伝えています。
でも、それって、やっぱりそうじゃないとイケないのでしょうか?
トマトの価値を伝えるのは、美味しさじゃないとイケないんでしょうか?
「美味しさを伝える」
という他店もやっている。
あえて競争の激しいところ伝えていかないとダメなんでしょうか?
他の方法。切り口ってないのでしょうか?
今日、あなたに知ってほしいことはココ
売りたい商品の「切り口」を、まず考える。
ここがPOPをつくる上でのスタート地点になってきます。
そしてイコール、ここがPOPで成果を上げる。
お客さまに読んでもらった後に、購入につなげる。
最大のポイントの1つになってきます。
あなたが手書きPOPをつかって売りたいと思っている商品。
その切り口。
訴求ポイントはなんですか?
他のお店がやっていない切り口っていうと、何になるでしょう?