「300円もあれば楽しめるよ」
妻の友人が言っているのを聞いて
早速、行ってきました。
そう、家族で魚釣りに。
ただ、私を含めて臼井家は
釣りの素人一家です。
自分なんて前職の仲間が
一度連れて行ってくれたことがあり、
その経験一度キリ。
娘に至っては9年間の人生で
初のフィッシングです。
幸い、釣り竿は以前、
仲間に連れて行ってもらった時に
買ったのが2本ありました。
それをとりあえず車に積んで、
「まずはエサを買おう!」
目的地の途中にある釣具屋さんへ。
高知へ来て10年になりますが
釣具屋さんへ来たのは、
恐らく2回目です。
店内へ入ると店員さんが
5~6名忙しそうにしていたんです。
「なんか賑やかで繁盛してそう」
そんな第一印象でした。
店内を家族でグルグル。
針とか仕掛けとか、、、
見たのですが、さっぱり分からずで。。
というのも針だけで100以上
種類があるんじゃないか?
というくらい商品が並んでて。。
とりあえず、それらしきモノを
選び、次はエサ。
エサ売場に行くと、
オキアミやら青虫やら、、
冷凍もの、冷蔵ものいっぱい売っていて。
もう、この辺りから素人感満載です。
臼井:
「確か○○さん(妻の友人)は、
ゴカイで釣ったって言ってたよな」
妻:
「でもゴカイって、ミミズみたいなの
じゃないの?そんなん、よう触らんで」
娘:
「こっちの練ってるやつの方が
いいんじゃないの?」
エサ売場で素人が
ゴチャゴチャやっているわけです。
埒が明かないので
店員さんを呼んで助けてもらうことに。
すると早いですよねー、
店員さん:
「どこに釣りに行かれますか?」
「何時間くらい釣る予定ですか?」
「だったら、これくらいの量でも
余るくらいだと思います」
結局、200円分の砂虫(というヤツ)を
パックに入れてくれました。
その他も相談をしたら、
仕掛けとか、重りとか全て見てくれて
「この安い方で十分ですよ」
「○○の橋の下が良く釣れますから」
ポイントまで教えてくださいました。
…めっちゃ賑やかやん!
…もの凄い親切やん!
…また行きたくなるわ!
臼井が釣具店さんへ抱いた
印象です。
さらに小学3年の娘までも、
「店員さんによって
また来て(アドバイスを)聞きたくなる人
いるんちゃう?」
プラスの感情を抱いているようでした。
これ、個人的な考えなのですが、
ご商売において、
新規のお客さまを追い求め続けるのは
無限地獄だと思っています。
新規の集客はもちろん必要不可欠です。
ただ、
1回しか来てくれないお客さまを
100人集める。
5回継続してきてくれるお客さまを
20人集める。
どっちがお店にとって生産的か?
ストレスがないか?
収益が膨らむか?
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが
常に意識したいと思っています。
今回お世話になった釣具店さんは、
まさしく5回(いえ、それ以上)
継続するお客さまが集まるお店でした。
『リピートを見据えたうえでの集客』
バタ貧(※)にならないためにも
常に意識したいです。
※バタバタ忙しいわりに儲からないこと