微差が大差を生む、
よく耳にする言葉です。
何も凄いことをしなくてもいい、
普通にできる小さなことを
いかに積み重ねられるか?
が大きな差を生む要因だよ、
みたいなニュアンスで個人的には捉えています。
大きな成果が欲しいがあまり
小さな、当たり前をできない。
蔑ろにする人って、結構多い気がします。
実際、私たちのまわりの人気店や
人気のひとにも、これは当てはまります。
ある日、娘とお邪魔した
熱帯魚店さんでのこと。
「なんかホテルみたいやね」
娘がポロっともらしたんです。
おばあちゃんと皆で熱帯魚店に買い物に行ったんです。
娘の誕生日プレゼントです。
自慢じゃありませんが
素人集団なので、お店のひとに全部聞いちゃうんです。
恐ろしいくらい、お店の言いなりです。
すると、、、
想定していた予算の倍以上の
価格になって、途中から販売員さんと
話すのが怖くなってきて。。
小学生の娘もゾッとした会話
販売員さん:「そうですね、これくらい暑いと
ヒーターがないと一発でやられますね」
臼井親子:「どんなのが必要ですか?」
販売員さん:「コレですね」
商品より先に値段を見る臼井親子、、(笑)
挙句には、購入する熱帯魚(グッピー)4尾を
入れた袋に販売員さんが、
「#100×4」
マジックで書いたんです。
すると、娘がその数字を見て、
「エッ、100円の違うで!
こっちの38円の、って言ったのに!」
反応して、叫びだしたんです。
販売員さんが書いたその数字、
レジで価格を打つ時わかるように商品番号か何かです。
しかし、途中から値段に過剰反応しだした娘は、
#100(商品番号)が価格に見えて、
「そんな高いの買ってない!」
店員さんにも聞こえるくらい
大叫びしてしまったんです。
これには店員さんと目を合わし大笑い(笑)
さて、そんななかレジも終え
最後、駐車場まで戻ることになったのですが
1つ問題が発生。
ショッピングモールだったこともあり
かなりの距離だったんです。
しかも、水槽、熱帯魚、備品、、、
荷物はめちゃくちゃあって。。
(しかも重い)
「お車までお運びしましょうか?」
店員さんがお店の台車を持って来て
運んでくださることに。
駐車場までの途中エレベーターを待つ間
娘がポロっともらしたひと言が、
冒頭の言葉だったんです。
「なんかホテルに来たみたい」
チェックインをして
部屋まで荷物を持って案内してくれる
ホテルの方がいらっしゃるじゃないですか。
あれを思い出したらしく。。
ここで1つ思ったんです。
私たちが仕事や商売をする際に、
『選ばれる理由』をいかにつくれるか?
めちゃくちゃ重要だと思っているんです。
- なぜ、あなたのお店(会社)へ行くのか?
- なぜ、あなたの商品を利用するのか?
- なぜ、あなたに仕事を頼むのか?
選ばれる理由がたくさんある、
イコール、人気のお店、引っ張りだこの存在
だと感じているんです。
さらに1つ付け加えるなら
その選ばれる理由は、
何も本業に限ったことじゃなくても全然OK
(というか、その方が威力は高い)と思っていて。
素人が分からないことに
嫌な顔ひとつせず答えてくれる、
駐車場まで荷物を運んでくれる、、、
娘に愛想よく話してくれる。
何でもいいので相手に喜びを与える
行為ができるかどうか?
それをやってくれるお店や
存在の周りに人々は集まるんじゃないか?
そう感じています。
別に難しいことをしなくてもいい。
人間としてされたら嬉しいこと
他の業界で普通にやられていること。
(荷物を運ぶは、ホテル業界で
当たり前のことかもしれません)
そんなちょっとしたことを、選ばれるお店や人々は
フツーにやられているのではないでしょうか。