ある大学での講義でのこと。
高知県立林業大学校さんで
2日間ご縁をいただきました。
テーマは、「自分を高く売る技術」について。
自分を高く売る技術
就職ガイダンスをひかえて
生徒たちは、自己PRシートをつくります。
カンタンにいえば
就職したい企業さんに自分を
アピールするためのツールです。
就職活動されたご経験があれば
イメージしやすいと思うのですが、
書類選考
1次面接、
2次面接、役員面接、、、
(今はインターンとかもあるのかな)
いくつもの関門を乗り越えて
ようやく入社できるわけです。
結構大変ですよね。
選ばれるためには、、?
その中で、
「コイツ、面白そうやな」
「もっと話を聞きたいな」
企業の担当者さんに
興味を持ってもらい、記憶に残る、
1つのポイントになるわけです。
じゃあ、どうすれば
相手に興味を持ってもらえるのか?
記憶に残るのか?
…これ、よーく考えると
私たちの商売や仕事と全く同じです。
自社商品を売る。
お店に集客をする。
やり方はほぼ同じだと思っています。
商品がモノやサービスから
自分に入れ替わるだけ、です。
販売も自己PRもやり方は同じ
例えば、就職ガイダンスで
自分をPRするためには、
1:自分は一体どんな人間なのか?
⇒経験、スキル、思い
2:どんな会社(仕事)で貢献できるのか?
⇒働きたい会社、能力を発揮できる仕事
3:どう貢献できるのか?
⇒入社後に果たせる役割、業務
これら3つを考えていきました。
自分をPRするためには、
「自分がどんなヤツなのか?」
まず、ここを知らなきゃ始まりません。
販売だって同じです。
商品をお勧めしたければ、
お店に多くのお客さまを集めたければ、
商品のこと、お店(会社)のこと
熟知することが前提です。
売れるセールスマンの共通点
POPも同じです。
売れるPOPを書きたければ
商品を知らなきゃ始まりません。
商品を知っているから、興味を持つから、
- どんな特徴があって?
- どんな人に喜ばれ?
- どう役に立つのか?
想像できるわけです。
売れるセールスマンは例外なく
商品を熟知しています。
だから、ダントツの成績を残せるのです。
販売を上手くなるために
私も含め、多くの人はテクニックを求めます。
しかし、所詮そんなの付け焼刃です。
プレゼン術をマスターしたところで
自分がどんな人間なのか?
分かってなければ、意味をなしません。
伝え方9割より、、
商品のこと、自社のこと、、
もっともっと知ることです。
あなたの商品は、
- どんな特徴があるのですか?(WHAT)
- どんな人に役立ちますか?(WHO)
- どう役に立つのですか?(WHO)
まずは、この3つを自分なりに考える。
そしてその相手を見つけて伝える。
「伝え方9割」より「伝える内容9割」です。
中身がスカスカだと
相手にすぐ見破られるのでは?