「ビジネスっていうのは、3つを考えるだけ」
尊敬する方から教わったことがあります。
ビジネスを何十社もまわす実業家のかたです。
話がシンプルだし凡人の臼井でも
腑に落とせる。
めちゃくちゃく身になったんです。
ある3つの要素をおさえれば
ビジネスはうまくいく…
ビジネスをまわす3つの要素
先にネタバラシすると、
(話を引っ張りません!)
- 自社(自分)
- 競合
- 顧客
この3つです。
「なに、それ?当たり前すぎ」
って思われました?
たしかにシンプルすぎる話なんですが…
この3つを深堀することで
現状を打開できるヒントは山ほどでてきます。
「”知っている”と”やっている”は大違い」
よく言いますが、ほんとその通り。
この3つを考えて行動に落とし込めている方って
意外と少ないと思います。
この3つの要素を臼井なりに要約させていただくと…
1:自社(自分)
自社の強み、あなたの思いや価値観、
ご商売やお仕事をする上で大切にされていること、
これらの洗い出しです。
差別化とか独自性ってよく言いますよね。
商品やサービス内容で違いを出せるのは
大手やよっぽど革新的な技術を持っている会社だけ。
あなたの強みや思い大切にされている
価値観から、独自性は生まれると考えます。
2:競合
「ライバルの弱点をつく」
不変の弱者の戦略です。
会員さんと集客に取り組む際、
・ライバルの強みは何か?
・弱みは何か?
必ず、ライバルを洗い出します。
お客さまは『求めている』んだけど
ライバルが『提供できていない』ことは何か?
ここに多くのチャンスが眠っています。
3:顧客
自社(あなた)と相性の良いお客さまはどんな方か?
常連さんやお付き合いの長い
お客さまの『共通点』を洗い出します。
上顧客の共通点を見ることで、
あなた(のお店)と相性の良い人は、
- どんな人で?
- どこにいるのか?
- どんなアプローチをすればいいか?
が見えてきます。
とはいっても中には、
「自社の強みや思いがいまいちよくわからない…」
会員さんもいらっしゃいます。
その場合は、競合を見ていくことで
自社(あなた)の強みが浮き彫りになります。
競合から強みを浮き彫りにする方法
例えば、数年前からご縁をいただく
ある中古バイク店の仲間のかた。
あんまり話すと怒られるのですが…(笑)
バイクを買い取る他の業者さん
(競合)を考えていったんです。
すると、
「不要になったバイク、電化製品…」
といった放送を流しながら
軽トラで回られるかたがまず頭に浮かんだんです。
あとは、たまに投函されるビラ。
あれらを見ていて言葉が悪いんですが、
ちょっと怪しく感じることもあったんです。
(あくまでも個人的な感覚ですよ)
だから、その怪しい…というお客さまの気持ちを
払拭させないといけないな、と。
ライバルの弱点を強みに換える
そう考えていると仲間のバイク店の方は、
- 実店舗を持たれている
- 創業50年以上
- 社長さんの優しいお人柄…など
強みが見えてきました。
あとはチラシで伝えるだけ、でした。
実際、数年経つ今でも
ずっと同じチラシで集客され続けています。
チラシを通じて地元ラジオ番組にも
出演されました。
チラシを撒きさえすれば、お問い合わせがくる、
その流れを何年も続けられています。
こんな話をすると、
「チラシでの表現が難しいんですよね」
おっしゃる方がいます。
個人的な意見をいえば
少しえらそうな言い方ですが、
今日話した3つの深堀が足りていないのだと思います。
2:競合
3:顧客
を見ていけば、
「どうやってアプローチすればいいか?」
シナリオはおおよそ見えてきます。
表面的なテクニックを学んでも
結果が出ないのはこれが理由でもあります。
借り物のやり方では結果は出にくいし
出ても、短期的。
ご縁をいただく会員さんとは、
- 自社(あなた)の強み
- 競合はだれで?弱点はなにか?
- 顧客の共通点
を一緒に深掘りし、
集客や販売のシナリオを組み立てています。
あなたの強みを軸にした集客法
ツールとかテクニックでなく
強みに基づいた取り組みです。
何年も継続できる仕組みにつながりやすいです。
あなたの価値観に共感した
お客さまが集まってくださるので
値引き交渉も起こりにくい。
「ご自身では気づかれていない
あなたの思いや強み、個性」
を軸にしたご商売を実現できると
ほんと気持ちいいですよね。
絵空事でなく、理想論でもなく、
実現できると信じています。