社員2名の小さなお店が起こした奇跡>>

コミュニケーションと販売は同じ。この3つを磨けば、一気に上達できる

臼井です、

販売とはコミュニケーション。

コミュニケーションスキルが高い人は、販売がうまい。
コミュニケーションが苦手な人は、販売も苦手。

相関関係があると思っています。

販売はテクニックじゃなく、会話

人間同士のやりとりです。

ある会社の社長さんが、営業スタッフさんに、

営業しなくていいから
お客さまと友達になってください

こう話されていると聞いたこがあります。

まさに!納得です。

相手の求めるものを理解する。そのためには、相手と関係を築くのが近道ですし、仲良くなれば、相手も心を開きますよね。

人と接する仕事である限り、コミュニケーション力を磨くのは必須要素だと感じます。ちなみに、これを物語る興味深い事例があります。

ある大学校から、講義依頼をいただいたときのこと。

ある大学からの講義依頼

ご担当者

学生たちが就職活動で使う自己PRシートを埋める、その講義をお願いします!

…普段、販売に関わる人間が学生の就職活動の自己PRシート?なんで?

違和感を感じる話なのですが、ご担当の先生いわく、

商品を売るのも、自分を売るのも同じじゃないですか?

私の書籍『選ばれるお店』をお読みくださり、そうお感じになったそうです。そもそも、学校の先生があの本を読まれる。その意欲自体が凄いですが(苦笑)

「いかに自分を売り込めるか?」

就活学生たちにとって、避けて通れないポイントです。同時に、

自分の価値を理解してくれる会社はどこか?見抜く必要もあります。

会社勤めがトラウマに

まさに自分がそうだったのですが、、
初めての就職で嫌な思いをすると、会社で働くことがトラウマになりかねない。

自分は新卒の会社を2年で退職しました。その後、就職してもまた同じ繰り返しだろう…就職が怖くなって、1年間海外へ逃亡しました(笑)その後も、半年間引きこもったり…払拭するのに時間がかかりました。

そんな社会人になって欲しくないし、今みたいに就職氷河期(っていうのかな!?)だと就職も戦略的に考えることが欠かせないと思っています。

そんななか、学生たちと講義で取り組むことは、3つです。

  1. 企業が求める人物像
  2. 自分の強み
  3. その根拠

これらを自分の過去と照らし合わせ、掘り起こし、言語化していきます。

強みを発見するワーク

実は、このワークは学生だけの話ではありません。

私たちモノやサービスを提供するお店や会社、人間にも思いっきり当てはまります。特に、ご商売や販売に携わる方にとっては、自社の強みを具体化し、お客さまへ届けるために必須の作業になってきます。

例えば、

1:企業が求める人物像とは?

お客さまが求めること、解決したい悩み

2:自分(学生自身)の強みとは?

自社や自分がお客さまにとって、役に立つ強みや個性

3:強みの根拠(なぜそう言えるのか?)

なぜ自社(自分)は、その強み(こだわり)を持っているのか?

…といった感じで当てはめることができます。

コミュニケーションは3つを磨くこと

何でもそうなんですが、商品やサービスを売ろうと思ったら、自社や商品、自分の強みを知る。ここが入口じゃないでしょうか。

自分の強みを掘り起こないまま、就職面接での立ち振る舞いやプレゼンの方法を学んでも、本末転倒。根っこのない軽いヤツ、

一発で看破られます。

  1. 相手が求めること
  2. 自分が持っている強み
  3. 1と2を擦り合わせる方法

これら3つを考えることが販売であり、コミュニケーションの本質だと考えています。

コミュニケーション能力を磨くとは、上記3つを意識すること。

これを意識できれば、販売スキルも人間関係も同時に上達します。