臼井です、
前回の記事で音声をお届けしました。
コロナのダメージを最小限にするには、どうすればいいか?
そんな音声をエラそうに話させていただきました。
○ダメージを最小化する3つの方法
っで、その音声をお届けした翌日のこと。
ある会員さんから年賀状をいただいたんです。
そこには、こう書かれていました。
(前略)コロナ不況の中ですが、10〜12月と少しですが昨年対比伸びており、無金利の借入は無理みたいです。
前日の音声で、
「コロナに対抗するのは、そんな簡単じゃない」
「なんとか最小限のダメージで食い止めましょう」
みたいな話をしていたところに、
「前年比を上回っています」
そんなご報告をいただいたもんだから、心がパッと明るくなったというか、ほんと力をいただけました。
この時期に3ヶ月連続で前年比を超える会員さん
こちらの会員Kさんとご縁をいただいたのは、、かれこれ6〜7年以上前になると思います。
定期的に講座やセミナーを受けてくださっていて、昨年からあるプログラムを通じて月に1回、電話のやりとりを始めました。
Kさんがご商売をされる町は人口も少なくって。
たしか4500人くらい。
御多分に洩れず高齢化。
Kさんの顧客もシニアの方が中心です。
シニアの方が顧客の中心だと、このコロナ禍で来店してもらうのも大変なんじゃないか?
従来なら想像するのですが、Kさんのお店は先ほどの通り、前年比超えを3ヶ月継続されています。
会員さんが実践されていること
一体こちらの会員さんが何をされているのか?
っていう話なのですが、、
例えば、つい先日うちの父がスマホを持ちました。
(脱線しますが、関係ある話ですので安心してください(笑))
以前までのガラケーから、シニア向けスマホに買い替えたんです。
っで、早速ビデオ通話しました。
簡単にいえば、テレビ電話ですよね。
毎週土曜日の19時50分から電話で話すのが、親父:ジイジイの定例だったのですが、孫の顔を見ながら通話できるようになりました。
(いつも以上に笑顔でした)
…ちなみに、その数日前にも妻の友人のカフェのオーナーさんからテレビ通話の着信があったんです。
お電話をいただくときは、いつもテレビ通話です。
画面にうちの娘の顔を写すとかなり喜んでくださっていました。
今って、オンラインが当たり前
オンライン化が進んだことで、こうした便利さや喜びが新たに生まれていますよね。
…その一方で、『失われた』ものもあると思っているんです。
例えば、メールやダイレクトメッセージなどで、ご挨拶を済ませる。
「年賀状はやめました」
という方も多いと思います。
どっちがいい悪いというわけでなく、新しい何かが始まることで失われる(廃れる)何かがある。
例えば今回のコロナによって、オンライン化が加速しました。
オンライン化が整備され、便利になった一方で、失われたものもあるんじゃないかと思うんです。
オンラインの加速により失われたもの
全員が全員、新しい時代やものにフィットすればいいのですが、違和感を感じる人もいます。
冒頭でご紹介した、コロナ不況の中でも前年比を伸ばし続ける会員さん。
この方は、『失われた』何かに寂しさを感じるお客さまに、価値を提供されています。
これがコロナ禍でも前年比オーバーを達成されている1番の要因だと考えています。
なんか、こう書くと難しい話に聞こえちゃうんですが、やられている事は
いたってシンプルです。
時代の変化とともに寂しさを感じるシニアのお客さまに、その寂しさを埋める、
ある手間をかけられています。
…以前までだったら当たり前だったかもしれない
だけど時代が変化したことで、価値を帯びるようになった。
その価値を提供してくれる会員さんのご厚意が嬉しくて、お客さまは来店される。
そのサイクルが仕組みとしてできています。
時代が変わると、何かが生まれる一方で、何かが失われます。廃れます。
- 時代の変化ともに失われるものは何か?
- その何かに違和感を感じる人は誰か?
- 何を提供すれば違和感をカバーできるか?
この3つにアンテナを立てると、競争のない世界に入れます。
時代の先端はライバルだらけ
競争も激しいです。
なにも時代の先頭を走ることがすべて善じゃない。
…時代をどう見るか?
まだまだ選ばれる道は見つかる気がします。