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手書きPOPに資格は必要なのか?

 

20160803

 

 

昨日、会員さんにこんなことを聞かれました。

「資格って、必要だと思われますか?

 臼井さんはどう思われます?」って。

 

…ちょうど、サポートにうかがっていたお店での帰り際のことでした。

 

その質問に対しての僕の答え。

 

「いや、僕は必要ないと思っていますよ。

 それよりも、もっと大事なことがあるんじゃないでしょうか」でした。

 

…ちなみに、あなたはどう思われますか?

あなたのお仕事に、資格は必要ですか?

手書きPOPに資格は必要なのか?

もちろん業種によって、状況は違うと思うんですよ。

 

例えば、その資格がないと開業できない。

そんな資格もあると思うんです。

クリーニングさ屋さんなら、「クリーニング師」っていうんでしょうかね。

それがないと、お店を開けれない。

ビジネスができない。

そんな場合はもちろん別として。

 

基本、僕は資格はあまり重要じゃない。

特に手書きPOPに関しては、必要ないと考えています。

 

それよりも、例えば、

  • 売場に立つ
  • お客さまと接する
  • セールスをする

こっちの経験の方が100倍も大事なんじゃない?

そう信じています。

「英検準1級」で就職

話は少し違うのですが、僕は英検の資格を持っているんですね。

準1級というのです。

あと、TOEICというのも700何点かのスコアを持っています。

 

っで、20代のとき。

この資格を履歴書に書いて、通訳のような仕事に就いたことがあるんですね。

ちょうど、呉服会社を退職してワーキングホリデーでニュージーランドから帰って来たときです。

ニュージーランドでの経験を活かして、

「英語をつかった仕事をしたい」

そう思って、その仕事に就いたんです。

 

ジョンディアというアメリカの会社のトラクターなどを輸入する会社で。

そこの社長さんの通訳とか、貿易事務をする仕事だったんです。

 

っで、そこで、エライ痛い目にあった記憶があります。

今でも忘れられない経験です。

ある会議でのことです。

アメリカの本社からエライさんもやって来る。

うちの会社の社長、副社長も参加する。

そんな会議に参加したときのこと。

 

社長の横に座って、アメリカ人が話したコトを日本語通訳していたんです。

 

今でも憶えているんですけど、初めてやった通訳の会議で。

2時間か3時間くらいだったと思うんですね。

 

とりあえず、可能な限りの力をふり絞ってその会議は無事に終えれました。

「あぁ、オレよう頑張ったわ」

無事に終了できた~、はぁ~~、、ひと安心。。。

と思いきや。そのままバタンと倒れてしまいました。

 

…メニエルという病気でした。

(ストレスが原因でよくなる病気だそうです)

なぜ、そこまで通訳の仕事に手こずったのか?

僕の英語力不足は明らかでした。

 

会社の大事な会議に社長の通訳をするには、明らかに実力不足。

ボキャブラリーは足りない。

ヒアリング力もない。

 

しかし、それよりも、僕が通訳ができない「致命的な要因」がありました。

 

それは、その会社のことを全然知らなかったことです。

その会社で働いた経験があまりにも浅かった。

 

…たしかその前述の会議に出席したのは、入社2週間後くらいのことです。

会議で出てくる言葉の大半は、専門用語。

トラクターや芝刈り機が商品だったので、「油圧式」とか「電磁誘導」とか、そんな専門用語がバンバン飛び交うわけですよ。

 

今まで普段、僕が勉強してきた単語と全然ちがう。

ハッキリ言ってボキャブラリー不足とかの問題じゃない。

明らかに業界の経験不足でした。

 

逆にいえば、もっと分かりやすかったのは、英語をまったく話せないメカニックの方。

僕が働いていた会社にいらっしゃったんだけど、その人のほうが話を理解している。

アメリカ人と意志疎通がデキていたんです。

専門用語を通して、話を理解されていました。

(これほど情けない思いをしたことはなかったです)

手書きPOPに資格は必要なのか?

話を戻します。

「手書きPOPを書くのに、資格は必要なのか?」

答えは、NO!です。

 

…もしも、あなた(あなたの従業員さん)が、

「素敵なPOPを書きたい」

「イラストとか、かわいい字で書かれたPOPを書きたい」

「売場のイメージUPにつながるPOPを書きたい」

と考えられているのなら、POP検定のような資格を持たれた方がいいのかもしれません。

その勉強をされた方がいいのでしょう。

 

しかし、そうじゃなくって

  • 成果を上げるPOP
  • 売りたいと思った商品を売る
  • 売上に貢献するPOP

を書きたい。

「従業員さんに書いて欲しい」

あなたがそう思われているのなら、資格は必要はないんじゃないの?

それが、僕の意見です。

 

 

■追伸:

…余談ですが、ちなみに僕も通信講座でPOPの資格っていうのを学んだことあるんです。

「どんなのだろう?」

って、試しにね。

それはそれでいい経験になりましたョ。

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臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。