もう時効でしょ?

 

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もう10年以上も前の話なんですが。

大阪の産直店に働いていたときのこと。

 

僕は、仕事中に泣いたことがあるんです。

しかも、上司や同僚のいる前で。

今思い出しても、ほんと胸がチクチクします。。

小さな「お店」の小さな「社会」

僕が働いていた産直店は、小さなお店でした。

正社員は僕をいれて2人。

もう1人は、50代の女性でした。

パートさんを含めると、だいたい12~13人くらいの所帯だったかな。

 

平日は、1日3~4人。

多いときで(週末になると忙しいので)6人くらいでシフトを回してました。

 

スタッフの男女比は、圧倒的に女性が多かった。

男性は、僕ともう1人2人がいたくらい。

大学生のノブくん。

フリーターのなんちゃん、、。

時期によって違ってたんだけど、僕とあと誰かがいたくらいでした。

まぁ、とにかく女性の職場だったんですね。

その女性の方々は、主婦の方が多かったかな。

あと、女子高生とか。

パートのおばさんと、若い子の関係バランスがうまく取れていたように思います。

おばさん達は、自分の子みたいな感じで高校生の子たちを可愛がってくれたりしてね。

 

…ただ、たまーになんだけど、問題も起こってました。

 

女性特有、という言い方をすると女性の方に怒られるかもしれないんだけど。

女性同士の人間関係のギクシャク。

これがお店のなかで問題になったことがあるんです。

 

その問題で、僕も一度悩んだことがありました。

もう「時効」の話

…原因は何だったのか?

忘れたのですが、レジ係の女性Yさんと社員のMさんの関係がおかしい。

そんな事があったんです。

Mさんっていうのは、前述の僕ともう1人の正社員の50代の女性です。

 

なんかね、傍から見ていても2人がギクシャクしてる。

Mさんは社員だから、Yさんに指示を出すんだけど。

それが素っ気ない、、。

感情が入っていない、、。

返事が冷たい、、、。

明らかに関係がこじれてるのが見え見えだったんです。

 

まわりの僕たちも腫れ物に触る、じゃないけれど妙にビクビクしてて。

 

そんな状態がどれくらい続いたんだろう、、、?

1カ月以上かな。

問題があまりに大きくなって、営業会議の場にもその話が持ちあがりました。

その問題は、取締役の耳に

少し話が逸れるんだけど、僕が働いていたお店は少し変わっていて。

 

現場はすべて、僕ともう1人の正社員Mさんに任されていました。

上司は4人いたんだけど、全員取締役。

普段は現場にいない。

本業を持たれていて、普段は高知県にいた。

月に1回だけ。営業会議をする日にお店に集まられていました。

お店に来られるのは、基本その日だけ。

2時間くらいの営業会議だけ。

 

その貴重な2時間の会議の場で、パートさんと社員の人間関係の問題が取り上げられました。

その問題に時間が割かれたんです。

 

このままの状態を放っておくと、お店としても良くない。

そんな判断になったんだと思います。

取締役の方々にも対処策を検討してもらう。

そんな意味もあったんだと思います。

 

もう1人の正社員のMさんが状況を話されていました。

僕ももちろん、その場にいました。

ずっと話を聞いていました。

取締役の方とのやりとりも。

 

…っで、しばらくすると、僕に話が振られました。

「臼井、お前はどう思ってんねや」

 

いちおう、お店の状況を伝えました。

こうこうこうで、、、こんな状態になってます、と。

 

でね、話をしているでしょう。

するとね、だんだん僕も気持ちが高ぶってくるというか。。

語気も強まって来て、感極まってきたんです。

そして、気がついたら、、、

泣いちゃってました(笑)

 

自分でもビックリするくらい、涙をポロポロと。

 

「同じお店で働いていて、、なんで、なんで、こんな事になるのです、か。

 もっと仲良くできない、、んですか。

 もっと、な、、なか仲良くしたら、、、いいじゃ、、ないで、す、か、。。」

みたいなね。

 

その時の記憶は、ほぼありません。

飛んでます。

でも、憶えているのは、

  • 「なんで、同じお店で働いていて、そんなにいがみ合うのやろぅ」
  • 「もっと仲良くしたらええやん」
  • 「もっと優しくしたらええやん」

そんな想いを持って、営業会議のその場で話していたと思います。

 

そして、悲しかったです。

小さければ小さいほど、起きやすい

小さな職場であれば、あるほど、こういった関係の問題。

出て来やすい、、、ですよね

人間関係の密度が濃くなればなるほど。

どうしても、起こりやすい。

 

でも、本当は、小さいお店であればあるほど、力を合わせないといけないんですよね?

みんな分かっているんだけど。。

 

…結局、この問題は、パートのYさんがお店を辞める。

ということで、ひとまず落ち着きました。

 

そしてその後、こんな新たな問題が起きました。

 

「泣き虫、臼井」

こんなレッテルが僕に貼られました。

取締役の1人から、

「臼井、お前オトコやろ。女々しいぞ」

ずっと、いじられ続けることになりました。。

 

今となっては笑い話だけど、あの時はほんと辛かった(笑)

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。