もっとも訴求力の高い販促法の1つ

 

greenbox-964781_640

 

「人間はモノやサービスよりも、人に興味・共感をしめす」

これが手書き販促物の考え方です。

 

商品にプラスして、人の要素を加えて伝える。

そうすることで、たとえ他店(大手)で売られている商品だとしても、

  • 興味を持ってもらいやすく
  • お客さまに選ばれやすくなってきます。

そして、わざわざあなたのお店で買いたい。

そのようなお客さまを集めることにつながってきます。

 

実は、この考えに合致する話が先日テレビで放送されていました。

ちょっと変わった山菜の販売法

先週末のこと。

夜、ボーっとTVを見ていたら、ある話にグイグイ食い付いてしまいました。

  • どんな番組だったのか?
  • 何曜日にやっていたのか?

すら忘れてしまったのですが(汗)、その1つの話の内容だけは憶えていて。

それは、「山菜採りの代行」です。

 

ある地域の山々で採れる山菜。

その山菜をネット通販で送るんだけど、その切り口がちょっと変わっていて。

「山菜採り名人」がいらっしゃる。

サイトに約30人登録されているんです。

そして、

  • (採るのが)得意な山菜
  • 得意な野菜
  • 趣味

こういった所がHPで紹介されているんです。もちろん、その名人の顔写真付で(笑)

 

そして、おそらくだけど、

「注文した山菜はどの名人が採られたのか?」

それが分かるんだと思います(ここは僕の推測です)。

送られてきた商品を見ながら、

「これは田中フキ子さんが採ってくれた、ふきのとう」

とか、これは、山下タケ子さんが採ってくれた、わらびだとか。

 

コレ見ててけっこうハマってですね。

まさに僕が伝えたいことと同じだ、と思ったんです。

山菜を普通に売るのじゃなくて…

僕が住む高知県も山菜盛りだくさんです。

いろんな直売所で売られています。

たけのこ、ずいき、ぜんまい、わらび、、、。

これらは、産地が違えど、基本同じくくりで売られています。

(たけのこだったら、たけのこ。わらびだったら、わらびという切り口で)

そして売場では、

  • 1袋に入っている内容量
  • 見た目(鮮度)
  • 価格

といった基準で、お客さまに選ばれています。

 

しかし、ここに先ほどのような山菜名人という切り口をつけ加えてみる。

「このタケノコは、山下タケ子さんが採ってくれたもの」

そうやってお客さまへ伝えてみるとですね、なにか特別な感情が湧いてくるように思えるんです。

 

「あぁ、あのタケ子さんが採ってくれたタケノコだぁ」

「採って来てくれるとき、苦労したんじゃないかな?」

「どれくらい(採るのに)時間がかかったんだろう?」

とかみたいな感じで、1つのタケノコに感情移入をしそうになる。

そんな風に思いませんか?

 

実はこれって、すごくポイントで。

手書きPOPにも共通するポイントです。

選ばれやすくなる、1つのスパイス

同じ1つの商品を売るときにも、特徴だけでなく、その商品にかかわる「人」の部分を伝えてあげる。

そうすることで、独自性が生まれやすくなります。

たとえ、他店で同じ商品が売られていても、違うモノとしてお客さまに伝わります。

そして、選ばれやすくなるのです。

 

要は簡単に言えば、

「高知県産のトマト」と言って売るのと、

「高知県のいの町で、奥さまと一緒につくられる宮脇さんのトマト」。

この2つの伝え方の違いです。

 

さらに、この宮脇さんのキャラクターや人柄を伝える。

そうして売ることで、宮脇さんという生産者さんに感情移入される。

仮に同じような価格のトマトが他店で売られていたとしても、宮脇さんのトマトが選ばれやすくなる、ということです。

 

だって、お客さまにしたら、

  • 宮脇さんという人がつくったトマト
  • 宮脇さんがどんな人なのか?

その話を伝えてもらえれば、否が応でも宮脇さんに興味湧きません?

そして、その宮脇さんが(話を聞いた感じ)共感できる方だったら、そのトマトを買いたくなりませんか?

 

…さらに、そのトマトが美味しかった。

冬のシーズンになって、宮脇さんがデコポンをお店で売りに出されたら、、、

「あぁ、あの宮脇さんがつくったデコポンか。

 あの人のなら、間違いないか。買ってみよう」

そんな風になりませんかね?

 

これが、商品のまわりの人を伝えて販売するやり方です。

(僕が働いていた大阪の産直店では、この方法でバンバン売っていました)

 

 

「人間はモノやサービスよりも、人に興味・共感をしめす」

あなたの商品に当てはめることはできませんか?

商品に関わる方を一緒に伝えて売ることはデキませんか?

 

 

手書きPOPの書き方 講座

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。