それ、かえって逆効果ちゃうん?

 

手書きPOP テクニック

 

ある晴れた日の仕事の帰り。

車を運転しながら、何気に聴いたFMラジオ。

 

「1台2役の、、、、!」

スピーカーから流れる番組は、ラジオショッピング。

しかし、それを聴きながら妙に気になることがあって。。

GW特別販売がスタート

途中からだったので、正式な番組名は分からないんだけど。

感じ的には、「ジャパネットたかた」みたいなラジオショッピング。

 

パーソナリティの人がいて、そこに販売会社の担当さんが登場。

担当さんが商品を紹介しながら、申し込みを受付する。

そんな流れの番組でした。

 

そして、販売された商品はノート型パソコン。

 

「GW特別販売で、記録的な売れ数だった、、、、このノートパソコン。

今日が最後の特別販売、、、」

っていう結構な前ふりで、番組がスタート。

 

「…1台2役!」

「…タブレット付!」

「…画面サイズは、8.5インチの小型!」

所々、キーワードになるフレーズを入れながら担当さんが商品を紹介していきます。

 

僕も運転しながらね、

「どんなセールスしはるんやろ」

そう思って自宅までの車中、興味深く聴いていたんです。

 

そしたら、妙に気になることがあって。

初めは、何か気になるなぁ位だったんだけど、、、終いには番組を聴きながら、

 

「これやり過ぎちゃうん!?かえって逆効果やろぅ?」

って、思わず心の中でツッコんでしまったんです。

 

その、僕が妙に気になって、気になって仕方なかったこと。

それは何か?

パーソナリティの合いの手

そのFM番組を仕切ってるパーソナリティのおじさん(…声からしておそらく)。

そのオジサンの合いの手が、もぅ、気になって気になって仕方なかったんです。

 

例えば、どんな感じか?というと。

 

「今の時代、パソコンを持つのは当たり前の時代になりました。」

販売担当さんがそう切り出すと、

そうですよねー、今じゃ当たり前。

わが家にもありますよ。

と、パーソナリティのおじさんが返す。

 

づついて、担当さんが、

「こちらのノートパソコンは、1台2役!タブレットも付いています。」

そう力説すると、

それは、すごい!

タブレットも付いてると、それは便利ですよねー。

 

…まだ終わりません。

「こちらのノートパソコンには、ワード、エクセル、パワーポイント。3つのオフィスソフトも付いています。」

パソコンで仕事をする方にとっては、ぜひとも使いたいソフトですね。

それは、ありがたいですねー。

 

まだまだ、続きます。

「こちらのノートパソコン。なんとっ!今お申込みいただくと、プリンター複合機が付いてきます。通常19,800円のプリンターが、、、」

担当さんが紹介すると、

えっ、プリンターまで付いてくるのですか。

しかも、複合機となると、かなり便利に使えますね。これはいい。

 

もう、ここまで来ると、番組の内容なんて全然入ってこない。

オジサンの合いの手が気になって気になって仕方ない。

僕の脳は、オジサンの声しか捉えない。。そんな状態(笑)

 

 

しかも、ざっと僕が今思い出せるのは、これくらいだけで。

もっともっとパーソナリティの合いの手はありましたから。。

 

これを聴きながら、思わず呟いちゃいました。

「これって、どうなん?…これ、逆効果なんちゃうん!?」って。

テクニックもつかい過ぎると逆効果

…説得のスキル。

…心理術。

…脳科学マーケティング。

 

販促物には、様々なテクニックが混在します。

人(お客さま)の心を動かそうとする、

こちらの思うように行動してもらおうとする、

そのための「●●術」といったものが存在しています。

 

僕はこれらのテクニックを丸っきり否定する派じゃないんだけれど。

つかい方を間違うと危ないよな、って考えています。

 

例えば、手書きPOPでもそうで。

「この書き方をすると、目に留まりやすい」

「インパクトが高い」

そういったキャッチコピーを書くためのテクニックが存在します。

 

はじめのうちは、これらを使って手書きPOPを書く。

大いにありだと思います。

まずはなるべく早く成果を上げる。

そして、手書きPOPを書く楽しさを実感する。

モチベーションを高める。

そうした方が継続的な成果につながってきます。

 

ただ、これらテクニックもつかい方次第。

塩梅です。

 

意識し過ぎは、要注意。

つかい過ぎは、逆効果。

お客さまにも、その意図が伝わってしまいます。

 

…僕が仕事の帰りに運転しながら聴いていた、ラジオショッピング。

パーソナリティのおじさんは、どんな意図で合いの手を打っていたのか?

は分かりません。

っが、もしも場を盛り上げようとして、、、

そのために意識的に使っていたのなら、ちょっとどうだったのかなぁ、、、

と感じてしまいます。

 

まっ、かく言う僕自身もよくこの手で失敗してるんですけどネ。

狙い過ぎた結果、ドツボにはまる。。

そんな後悔は日常茶飯事です。

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。