あなたはどちら派?

 

movies-1262361_640

 

いきなりですけど、

「最近、映画館へ行かれたのはいつ頃ですか?」

 

僕、映画が好きでよく観に行くんです。

DVDを借りて家で観るのも好きなんだけど昨年くらいからは、「映画館」。

特にこっちです。

 

・・・どうしてか?って。

ちゃんと僕なりに理由があるんですよ。

「映画館で映画を観る」

僕がそう考えた時に湧きあがってくるイメージは、、、

「におい」。

これが1番です。

 

ポップコーンの「におい」なのか、あの何とも言えない甘ーい感じ。

そこに、コーヒーのにおいも混じったような。

館内に入った途端に感じる、あの独特のにおい。

あれを1番に思い出すんですね。

 

あとは他に、

  • ふかふかのクッションが利いたフロアカーペット
  • 薄暗ーい照明
  • 手入れの行き届いた清潔なトイレ

こんなのも映画館のイメージに連動しています。

 

そしてある意味、これらが映画館へと僕を駆り立てる。

この要因につながっている気がします。

家でDVDを借りてきてみるんじゃなくて、わざわざ映画館へ足を運ぶ理由。

とも言えます。

 

というのもね、以前、映画館じゃない所で映画を観たことがあるんです。

市民ホールのようなところです。

「市民映画祭」というようなイベントがあって、映画館では上映されなかった映画を観れる機会があったんです。

僕も観たい映画だったので、前売り券を買って行ってみたんです。

そしたらね、、、、イマイチでした。

楽しめなかったんです。

映画を観終えた後の、いつもの満足感。

これがなかったんです。

いつもだったら、観終えた後は独特の余韻が楽しめるんです。

映画館を出て帰りに車を運転しているときも、映画を振り返ったりして余韻が残っている。

それがイマイチなかった。

 

「…なんでかな?」

僕なりに考えてみたんです。

そしたら、何となく答えらしきものが見つかった。

雰囲気です。

僕が求める雰囲気を感じられなかったから、、、でした。

 

市民ホールって言っても、そこそこ大きな規模なんですよ。

僕が映画を観た市民ホールは。

何百人も入る規模。

設備もそこそこ綺麗、備わっている。

 

観た映画も内容的によかった。

僕の求める感動系の内容でした。

映画館で観たら、おそらく心に残る1本になるはずの映画でした。

 

なのに満足できなかったのは、いつも映画館で観るときのあの…

  • 甘ーいにおい
  • 薄暗さ
  • ふかふかのフロアカーペット

を感じられなかった。

ここがすごく僕にとっては、大きかったんじゃないか?と。

 

僕は映画を観に映画館へ行っているようで、実はそうでもなかった。

映画を楽しみに行っているようで、実は、その映画を観る空間とでもいうのかな、、

雰囲気。

そういったモノを味わいに行っている。

ある意味、そういった雰囲気に身を置くことで、非日常な感じを楽しんでいるんだと気付きました。

お客さまがお店を選ぶ理由

来店されるお客さまは、商品を買いに来られます。

「商品を買う」というのが大きな目的です。

ただ、その裏にはもっと他のなにか満足する部分があるのかもしれません。

 

先ほど僕の映画の話でいえば、

「映画を観る」というのが大きな目的です。

「映画を観て、感動したい」というのが、映画館へ行く目的。

ただ、もっと深いところでは、

  • ポップコーンとコーヒーの甘ーいにおい
  • ふかふかのクッションの利いたフロアカーペット
  • 薄暗ーい照明

といった雰囲気を感じる。

そういった雰囲気に身を置いて映画をみることで、「非日常」を味わっているのだと思います。

仕事も忘れて、リラックスできる、、、みたいな。

なので、映画内容も大事だけど、今挙げた要素も欠かせないわけです。

 

逆にいえば、上記4つの要素を感じられるのであれば、、、

もしかしたら、僕は映画館で映画を観なくてもいいのかもしれません。

違う場所でも満足できるのかもしれません。

 

例えば、スターバックスとかね。

実際、僕は仕事でつかれたときとか、ゆっくりしたい時によくスタバに行ってます。

あそこのお店のコンセプトは、「サードプレイス」ですよね。

まさに、僕が求めていることと一致している。

 

こうやって考えていくと、結構オモシロいです。

 

あなたのお店に来られているお客さま。

あなたが販売される商品を購入(利用)する。

それが大きな来店目的です。

ただ、それは表に視えるところであって、その裏にはもっと別の目的があるのかもしれないですね。

商品を買いに来ているんだけど、それとは違う「何か」を味わいたくて来店されている。

 

その「何か」って、何でしょうね?

僕が映画館に求める「何か…」があるのかもしれませんね。

footer-gokui720-300

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。