「書きたいPOP」がイコール「売れるPOP」にならないということ。

 

 

お客さまの「目を留める」。

お客さまに「買ってもらう」。

ここを実現するために行うことって、実は違います。

 

「目を留める手書きPOP」が、イコール「売れるPOP」かというと、、、

実はそうではありません。

 

実はココを混同しているケース、けっこう多いんです。

ここを混同していると、成果になかなか近づきません。

逆に、ココを腑に落とせると、成果にグッと近づきます。

 

ちょっとお話ししていきますね。

【書きたいPOP】=【売れるPOP】にならない!?

昨日、ボクの地元高知である生産者グループと手書きPOPの講習をしていました。

お菓子をつくられている、こちらの女性の方々です。

 

地元の特産品をつかって、プリンを製造。

地元の道の駅やお土産店で販売されています。

 

手書きPOP 6次化 販売促進

一生懸命、手書きPOPを書かれている様子~皆さん、飲み込みが早かった

 

 

そこで、参加者のお一人からこんな質問をいただきました。

「…でも、こっちのPOPの方が目が留まりやすいですよね?」

って。

 

その時のシュエ―ションはこんな感じ。

 

僕が2枚の手書きPOPを提示。

それらを参加者さんに見てもらっていました。

っで、訊きました。

 

「どっちのPOPを書きたいですか?」

 

 

さらに、同じ2枚のPOPを見てもらいながら、

「じゃあ今度は、売れそうなPOPはどっちだと思います?」

と質問。

 

その場には6人の方がいて。

2つの質問とも、全員が同じPOPを選ばれました。

ただ、ここでポイントとなったのは、

最初の質問、

「書きたいPOPはどっち?」

で手を挙げられた手書きPOPと、

「売れると思うPOPは?」

の質問で答えたPOPとに違いが出てしまったんです。

 

要は、「書きたいPOP」がイコール「売れるPOP」にならない。

【書きたいPOP】≠【売れるPOP】

ということを、自分たちの答えで証明されたのです。

 

生産者さんが書かれたプリンの手書きPOP 

あとは写真を貼ればデキ上がりの状態まで皆さん、手書きPOPを仕上げられました

「目を留める視点」と「買ってもらう視点」

ちなみに先ほどの質問をした後に、

「どうしてそのPOPを選ばれたのか?」

皆さんに聞いてみると。

 

前者「書きたいPOP」の場合、

  • 見た目がキレイ
  • インパクトのある
  • 目が留まりやすそう

といった理由で、2枚のPOPから答えを選ばれました。

 

さらにその後の質問「売れそうなPOPは?」の理由では、

  • 伝わってくる
  • 商品に興味を持ちそう
  • 読んで面白い

こんな答えが返ってきました。

  1. 書きたいPOP:見た目重視
  2. 売れそうなPOP:伝わり方重視

大きく分けると、こんな感じです。

 

ということは、質問によって選ぶ理由が変わったということですよね。

POPを見る視点が変わった、と。

 

…この皆さんの反応から分かることは、、、

  • 「目を留めるPOP」
  • 「商品が売れるPOP」

は別モノだということです。

参加者さんが選ばれた答えがそれを示しています。

 

そして、書きたいのは目の留まるPOP。

だけど、売れそうに思うのは、伝え方を重視したPOPだということです。

ここって、大きな大きな気づきです。

 

 

ちなみに、昨日の講習会の参加者さんは2時間の講習で、バッチリここを腑に落とされました。

そして最後には、求める結果を得られそうな手書きPOPを書かれていました。

 

自分たちでつくったお菓子を売るために手書きをマスター~地元の生産者さんと

あとは写真を貼って、道の駅の売場に置いてもらうだけの状態に~ボクも楽しかったです

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。