小さなお店が、価格以外の部分で価値を生み出す1つの方法

 

ちょっと質問です。

下記のA店、B店があります。

あなたがお客さんならどちらのお店で買い物しますか?

 

どっちのお店で買い物します?

どっちのお店で買い物します?

 

品揃えが少なく、価格が高い。だけど、アクセスしやすいA店。

品揃えが多く、価格も安い。だけど、ちょっとアクセスが悪いB店。

どちらに買い物に行きますか?

お店を選ぶ基準

実はこれ、昨日講演をさせてもらったときに使った資料なんですね。

直売所の方々を対象に、高知県が主催した講習会のひとコマで話をさせていただきました。

そして、上記と同じ質問をしました。

 

2015-07-27 12.54.33

昨日の講習会~直売所や道の駅で働かれる方や生産者が参加者さん

この質問から僕が言いたいことは、、、

他店と同じような商品を扱っている場合、お客さんは品揃えや価格などの要素でお店を選びやすい。

ということなんです。

 

昨日の参加者は、直売所関係の方々でした。

直売所で販売されている商品っていうのは、農作物(野菜)が中心です。

野菜って、基本、他店との違いを出しにくい商材の1つです。

トマト、キャベツ、きゅうり、、なす、、、

収穫時期によってお店に並ぶタイミングのズレは多少あるけれど、地域が同じであれば売り場に並ぶ作物もどこも似たようなモノになる。

「うちのお店は、こんな変わったモノを売っているんだよ」

っていうことが中々デキない。

こういう状況になると、ある1つのことが起こってきます。

 

  • 売られている商品は、ほぼ同じ
  • 見た目もあまり変わらない

お客さんは何を基準にお店を選ぶのか?

おそらく、価格とかアクセスの良さ。

あとは、品揃えの豊富さ(同じトマトでも何種類も置かれているみたいな)要素を基準に、お店を選ぶんじゃないかと思うんです。

どんな打開策がある?

今話した、お客さんが価格や品揃えの良さ、アクセスでお店を選ぶ。

その状況って、お店側からすると好ましい状態じゃない。

だって、価格とかアクセス、品揃えの多さって、ある意味スグに改善できる要素じゃないので。

 

生産者さんに売価を下げてもらうというのは現実的な話じゃない。(何より他店との価格競争になって、キリのない話だし)

アクセスを良くするって言ったって、駐車場を大きくする。国道沿いにお店を出す。そんなのまったく実現性のない話だし。

 

・・・こんなことを考えていると、今現在、条件的に不利なお店。

価格的にも、品揃え的にも、アクセスも厳しいお店は、どうしたらイイんだ?

どんな打開策があるのか?という話になってきて。

 

・・・昨日、お話しさせていただいた1つが、「手書きPOP」でした。

手書きPOPをつかうことで、現状を打開できるかもしれないですよ。

価格や品揃え以外にも、お客さんがお店を選ぶ基準を作ることがデキますよ。

そんな話をさせてもらいました。

 

スペースの関係でまたの機会にいたしますが、手書きPOPをつかうことで、お店のウリをつくることができる。

小さなお店が価格以外の部分で価値を生み出すことができる。

僕はそう考えています。

実際、僕が働いていた大阪のお店で実現できていましたし、現在ご縁をいただく周りのお店でも再現できています。

 

小規模店が価格や品揃えの部分を強化していくのって、タイヘンです。

オリジナルの商品を持てたらいいけど、そうはカンタンにいかないと思うんです。

だったら、何か他の部分でお客さんにアピールできる要因、個性をつくる。

大事になってきます。

そして、その1つの方法として、手書きPOPがあるのです。

 

冒頭にあった質問、

「価格」、「品揃え」、「アクセス」といったお客さんがお店を選ぶ基準にもう1つ。

「来店した時の楽しさ」を手書きPOPをつかいながら加えていく。

すると、また違った展開も見えてくるんじゃないでしょうか。

 

わが家ではリゾートプールが開園しています(笑)

わが家ではリゾートプールが開園しています(笑)

 

 

 

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。